2021年1月12日

放送による3学期の始業式を行い、校長訓辞として次のことを話しました。

2学期の終業式の話をしたことを覚えていますか。一人一人が「決断」してほしいとお願いしました。「本気ではじめること」「本気でやめること」を見つけ、一人一人が明確な目標を持って、行動してください。

また、例年とは違い今年は、新型コロナウィルス感染症対策が必要であり、怠ってはいけません。特に、長崎市ではこの1週間が大切な時期となっています。一人、一人が予防対策をしっかりと守って、行動してください。

3年生は、今週末に大学入試共通テストが行われます。残された時間はわずかですが、体調を万全に整え、自らの力が十分に発揮できるようにしてください。自らのパフォーマンスを高め、プラス思考で行動してください。そしてテストが終わっても、そこはまだ中間点であり、前期や後期試験に向けての準備に怠らないでください。自分を信じ、仲間を信じ、受験は団体戦であることを意識して、58回生が奮闘することを期待します。

2年生は、3学期が3年生の0学期と言われています。受験は、3年生になってからでは遅いのです。受験まであと1年という意識を持って、準備に入ることです。どのような準備かというと、これまでに学習した範囲の基礎固めを行ってください。基礎基本が固まり、しっかりとした土台ができ、その上に応用が身につきます。

1年生は、文系・理系とコースに分かれ、進むコースは決まっていますので、どこにゴールを持つか、希望する進路を決めてください。そのためには、様々な情報が必要になりますので、情報収集を徹底するとともに、自分の力をつけることです。それには、家庭学習の定着と規則正しい生活をすることです。

季節の上では、今一番厳しい冬のまっただ中にありますが、ここを乗り越えれば、希望に満ちた春が訪れます。生徒一人ひとりに、すばらしい春が訪れることを願っています。