長崎南高校 SSH第3期活動
〔概要1〕第Ⅲ期SSHの取組.pdf        〔概要2〕第Ⅱ期から第Ⅲ期への改善と発展.pdf  
〔概要3〕南高STEAM.pdf           〔概要4〕ながさき探究プラットフォームの概要.pdf

令和5年度第3期1年次

SSH研究開発報告書

 

◇ ①研究開発実施報告(要約).pdf

②研究開発の成果と課題.pdf

◇ ③研究開発の課題.pdf

◇ ④研究開発の経緯と内容.pdf

◇ ⑤実施の効果とその評価.pdf

◇ ⑥校内組織.pdf

◇ ⑦成果の発信と普及.pdf

◇ ⑧研究開発上の課題と今後の方向性.pdf

◇ ⑨参考資料.pdf

第1期報告書 平成25年度.pdf 平成26年度.pdf 平成27年度.pdf 平成28年度.pdf 平成29年度.pdf

第2期報告書 平成30年度.pdf 令和元年度.pdf  令和2年度.pdf 令和3年度.pdf 令和4年度.pdf

 

M‐STEPノート

 

M-STEP 分冊版(表紙・目次・はじめに).pdf

M-STEP 分冊版(STEP1).pdf

M-STEP 分冊版(STEP2).pdf

M-STEP 分冊版(STEP3).pdf

M-STEP 分冊版(STEP4).pdf

総合環境科学(SES)計画.pdf

 

学校設定科目「総合環境科学」

学校設定科目「総合環境科学」小冊子

生物の進化(HP用抜粋).pdf

 

学校設定科目「総合環境科学」で活用したワークシート(WS)

SES2 WS.pdf

SES3 WS.pdf

課題発見 RQ・仮説設定WS.pdf

探究活動 WS(実験方法を考える).pdf

 

ブログ

SSH活動情報

会議・研修 課題研究中間発表(2年生)

11月15日(木)に課題研究の中間発表会を行いました。

2年生(63回生)は、1年生の後半からテーマ設定や班編成を行い、4月から本格的に課題研究を開始しました。これまでの研究で得られた成果や今後の方針についてポスター発表を行い、外部審査員の先生や本校職員、在校生からの質問に答えたり助言をもらったりすることで、さらなる研究の深化につなげます。
初めてのポスター発表に戸惑う姿も見られましたが、回数を重ねるごとに発表も上達していました。発表3分、質疑・助言2分という限られた時間の中で、様々な視点からたくさんの助言を得ることができ、とても有意義な時間となりました。
また、参観者として参加した1年生は、先輩方の発表から今後の課題研究のテーマ設定のヒントを得ることができました。今週から「探究力向上講座」が始まり、テーマ設定やリサーチクエスチョンの立案について学んでいきます。

 

 

〔SSH〕キャリア・サイエンス講座Ⅱ(キャリア特進コース)

10月31日(木)2年生のキャリア特進クラスを対象にキャリア・サイエンス講座を実施しました。

地元長崎の大学の先生方やそれぞれの現場で活躍されている方々から、今の学びと将来の学びとの繋がりや科学と実生活との関わりを学び、体験することを通して、キャリアプランニング(自己実現と社会貢献意識)や課題対応力(自然や社会の課題に気づく力)の向上を目的とし、進路希望に合わせて、看護系と地域貢献系に分かれて校外研修を行いました。

(1) 「 体位変換 」

     長崎県立大学看護栄養学部看護学科  三重野 愛子 准教授 他

(2) 「自己のキャリア形成と地域貢献活動を両立させる一考察」

     「チエノワ」共同経営者     寺澤 祥 氏 

 

 

【生徒の感想】

・OODAループ:観察→判断→意思決定→実行 これからの人生で様々なことを判断する場面がある中で、自分には何ができるか。周りにはどのような影響が出るかなどを考えて生きていきたいです。

・固定化された生活だけでなく、いろんなことに挑戦していきたいと思いました。

・小さなことでも行動することで、地域の方との関わり、貢献することができるという考え方が良いなと思いました。

・高校や大学の看護科のオープンスクールなどで実習を見たりしたことはあったけど、あんなに近くで長い時間見ることは初めてだったので、すごく貴重な体験でした。たくさんのわからない医療用語を話していて学生のみなさんはとてもかっこよかったです。体位変換では実際にグループの人たちが取り組んでいる時、説明で見た時よりもすごく苦戦していて、本当に難しいんだなと感じました。1回の説明でたくさんのメモをして実践する力やたくさんの用語を覚え、しかも根拠も書かなくてはならない、本当にたくさんのことを勉強しなければならないと改めて実感しました。このようなことが直接体験できたことが財産になりました。ありがとうございました。

・講義で学んだ看護の基本で特に印象に残ったのは「看護とは回復するまでの心理的なケアをすること、患者の声に耳を傾けることが大切」「誰でもできることではなく、看護師にしかできないことをする」といった言葉でした。また、実習では1回のデモンストレーションで即座にメモを取り学んでいました。今回のテーマは「体位変換」でしたが、一つ一つの変換を説明するスピードが速く、難しいので、理解するのがとても大変そうに見えました。学生さんは自分のメモを見ながら班の人と協力して笑顔で実習に取り組んでいました。

会議・研修 R6未来デザインスクール

10月22日(火)産官学より講師約47名(大学33、研究機関2、企業6、官公庁6)を迎えて未来デザインスクールを開催しました。先駆的や研究や取組を講師とのポスターセッションや研究に関わる対話から学び、社会への科学の貢献について理解を深めました。

1年生は進路選択や来年取り組む課題研究のテーマ設定に関する視野を広げることができ、2年生は現在取り組んでいる課題研究をより深化させるための具体的なアドバイスやヒントをもらうことができました。

【 生徒の感想(1年生) 】

◇非常に有意義な時間になった。積極的に質問することによって、それに応じた回答を得ることができ、自分の興味を深く追及するきっかけとなった。

◇様々な分野の講師の方からお話を聞くことができました。自分の興味のある研究や将来的にかかわってきそうな研究のお話を聞くことができていい経験ができたと思っています。

◇一人一人が研究やその仕事に対しての熱意が伝わり尊敬しようと思ったし、いろんな事に興味が出て今後の進路も選択肢が広がったので良かったです。

◇学びになった部分が多く新しい視点の向け方や考え方なども学ぶことができてとても楽しく、いろいろと参考になりました。今後の課題研究などにも生かしていきたいです。

◇今まで研究というと難しいものばかりというイメージがあったが、今回この体験をしてみて以外に身近なことに関連するものが多くどれも面白いものばかりでより関心深まった。

◇研究を聞いてその研究の詳細を知るだけでなく問いの立て方や実験する上での工夫、実験の進め方など多く学ぶことができて本当に貴重な体験になったなと感じた。

 

 

 

 

会議・研修 【校外サイエンス研修】

10月18日(金)に理系Sクラス(2年6組)が諫早市の「ソニーセミコンダクタマニュファク

チャリング株式会社長崎テクノロジーセンター」を訪問しました。この研修は、「地元の科学

関連施設を訪問し、実体験を通して先進的な科学技術や研究方法を学ぶことより、科学への関

心と探究活動への意欲を高め、SSH課題研究を進める上での一助とする」ことを目的に実施

し、今回が今年度2回目となります。この訪問は「NEXT長崎人材育成事業」として県高校

教育課からの協力のもと、半導体(CMOSイメージセンサー)の開発や製造の実際の現場を

見学し、また、本校卒業生(32回生)から講話をいただきました。生徒達にとっては、最先端

技術の開発というキャリアについて具体的に知ることができ、科学人材を目指す意欲を向上さ

せる絶好の機会となりました。

会議・研修 SS探究Ⅰ サイエンス講座

9月24日(火)、1年生を対象にサイエンス講座を実施しました。
企業や研究機関の専門家から先進的な科学技術や科学と生活の関わりを学び、2年生から取り組む課題研究における課題対応力(自然や社会の課題に気づく力、研究テーマを自ら設定・計画する力)の向上を図ることを目的としています。
生徒たちは興味・関心の高い講座を選択し、講師の先生の話を熱心に聞きながら、ワークや実験・実習に取り組みました。

 

 

 

 

 

[ 講座・講師 ]
1「感染症とたたかう~最高レベルの感染症実験施設とともに~」
     長崎大学高度感染症研究センター教授 好井健太朗

2「蚊の生態・飼育と誘引実験」
     アース製薬株式会社課長補佐・管理薬剤師 山本美由紀
     【オンライン】有吉立(マイスター)・浅井一秀(係長)・萩原北斗(主任)

3「インタビューやアンケート調査をもとにしたデータ分析について」
     活水女子大学看護学部教授 岩瀬貴子

4「ヴェルカのキャッチコピーを考えよう!」
     株式会社長崎ヴェルカ役員 田河毅宜

5「オープンイノベーションのプラットフォーム」
     株式会社アドミン代表取締役 山口知宏

6「建築とまちの文化」
     株式会社HAG環境デザイン代表 橋口剛(活水女子大学健康生活学部生活デザイン学科特任准教授)

7「国語・英語・社会へのデータ利活用~どんな科目でもデータ分析できるんです~」
     長崎県庁統計課利活用支援班主任主事 山口雄介

8「情報リテラシーを高めよう!正しい情報を見抜くためのコツとは…」
     フリーアナウンサー 大村咲子

会議・研修 SSHトレーニングⅢ 課題研究発表

7月10日(水)、3年生が1年次から約1年半かけて取り組んできた課題研究について、集大成となる成果発表を行いました。

第1部のポスター発表では、1・2年生や外部の方に向けて課題研究の成果を発表し、質疑応答を受けました。
第2部の口頭発表では、以下の代表3班がステージ発表を行いました。

①「長崎県の海ごみの状況と海岸漂着特徴」
   山口夏輝・菅智哉・山崎環大・古谷颯乃介・村田葵昊
②「社会から児童虐待をなくすための一考察~高校生の虐待に対する理解度調査から~」
   沢水千春・大角絆葵・梅本栞奈
③「条件を変えた簡易傾斜モデル」
   吉川陽向・金子陽菜・吉武みちる・牧野聖武・原田賢

 

 

 

 

〔SSH〕キャリア・サイエンス講座Ⅳ(3年生)、キャリア・サイエンス講座Ⅰ(2年生)

6月14日(金)、2・3年生のキャリア特進コースを対象に長崎シビックホールにてキャリアサイエンス講座を実施しました。3年生は昨年度に続き4回目、2年生は初めての講座です。

データサイエンスとキャリアの関連性についての講義を受けたあと、4名の講師の方のこれまでの経験から、
◇キャリア形成で大切にしていること
◇現在の仕事とサイエンスとの関わりについて
◇社会人になってからの継続的な学びについて
などをパネルディスカッション形式で学びました。

最後にグループに分かれて討議を行い、今日の学びで感じたとこやそれぞれの将来についての思いを出し合いました。

【講師】
野口美砂子 NPO法人インフィニティ代表、国家資格キャリアコンサルタント
瀧 信彦  エンゲージメントパートナーズCEO、前メットライフ生命保険会社(株)執行役員長崎本社担当
小橋川直美 長崎大学病院看護師長、アドバンス助産師、国家資格キャリアコンサルタント
下田真太郎 理学療法士LionK代表、百合野病院勤務、認定理学療法士

 

 

 

 

【生徒の感想】

◇私は今回の講座を聞いて、もっと色々なことにチャレンジしていきたいと思えるようになりました。先生方と今の私の考え方の一番の違いは、リスクを恐れるか恐れていないかでした。私は怒られたり失望されたりすることが怖くて現状維持のことばかり考えていて、失敗するようなチャレンジはしたくないという思いでした。「出来なかったときは出来なかったというデータが取れただけ」という意見にハッとしました。そのことをリスクだと思わないと断言されたことに驚いたのと同時に私もそういう考え方に変えていこうと思いました。

◇初めてあんなに心に残る講座を受けました。私達よりもたくさんの様々な経験をされている方からの話はとても勉強になりました。みなさん生き生きと話しをされていてかっこいいなと思いました。リスクを考えないで行動するという話はこれから色々な場面に出くわす私たちにとってとても学びになりました。

◇知識と経験は人生を豊かにするという言葉がとても印象に残っています。いろいろなことに挑戦し、失敗を恐れずにやることが大切なんだなと気づきました。

◇今回の講座からキャリアとサイエンスの関係性について知ることができました。また4人の方のパネルディスカッションがすごく印象に残りました。特に、精神的な面の話をしていた時に、「しんどい時は成長しているとき」という言葉がありすごく印象に残りました。私は何でも自分ひとりで抱え込んでしまい、精神的に辛い思いをすることがよくあり悩んでいました。この言葉を聞いて「しんどい時は成長している!」というように前向きに捉えることができました。

◇今回の講座を聞いて、将来の夢について改めて考えることができました。特に、辛い道と楽な道があったら辛くて難しい道を選んだほうが良いという言葉が印象に残りました。また、どんな事でも内向きに考えるのではなく、視点を外向きに考えていくことで、今まで気づかなかったことや、新しいことに出会えることを学びました。

◇今回の講座を受けて思ったことは、ありのままを受け止めるということです。人とよく比べてしまうけど、今の自分自身を受け入れて、自分の行動を変えていくことが大切だということが分かりました。やってみないと分からないし、悪い方に向かっても悪いと思わず、失敗しても落ち込む必要もないし、むしろ「成長している」ということを聞いたことによって、物事に対する考え方も柔軟になって安心しました。

会議・研修 SS探究Ⅰ(ガイダンス)

1年生のSSH活動が始まります。
5月14日(火)、スタートにあたってガイダンスを行いました。

・SSHとは
・これから始まるSS探究について
・2~3年生で行う課題研究活動につて

探究・SSH推進課の先生から説明がありました。
これから、科学への興味関心を高め、科学的思考力・判断力を持って社会で活躍できる人になるための授業を行っていきます。広い視野で物事を見る・考えることができ、多角的・総合的に「科学的」な視点で「知る」「気づく」「考える」力をつける、「 南高STEAM 」が本校SSH活動のキーワードです。

生徒が楽しみながら主体的・協働的に取り組むことができる活動を通して多様な力を育て、夢を実現できる南高生へと成長していきます。

 

会議・研修 〔SSH〕キャリアサイエンス講座Ⅲ(キャリア特進コース)

1月23日(火)、2年生のキャリア特進クラスを対象に『実社会でのものの見方や考え方を体験する』をテーマにキャリアサイエンス講座の3回目を実施しました。講師の平先生が現在実践されている「ボディートーク療法」という治療のツールから、自己分析や医療現場、実生活でのものの見方や考え方を深めていただきました。

「量子物理学からみたメンタルケア」~職業人に必要な視点・視野・視座~
 講師 平貴天 氏
元長崎大学医学部第一外科研究班において「免疫とストレス」などの研究に従事。
現在は、量子物理学(理論物理学)や振動医学などを通して、心(精神)と身体のつながりを研究し、ボディートークを実践しながらクライアントのQOL(クオリティー・オブ・ライフ:生活の質)を高めていくことに邁進されている。

 

 

[ 生徒の感想 ]

◇病気などに自律神経が関わっていたことや大脳皮質のテクニックなど知らないことが多かった。「実は意識は10%で残りの90%は無意識」というところに一番驚いた。やはり看護師を目指すので、体の機能や体と感情などの関係性を調べて、知ることが大事だと思った。

◇講座を聞いて看護だけでなくいろいろな職業で使えるので私が将来どんな職についても活用していきたい。また、平さんのプロフィールを見ると大人になっても常に学んでいて、それが終わっても気になったことを長い時間がかかっても研究をしていたりしているのを聞いて、私もたくさんの勉強をしないとなと思った。特に、興味のあることから調べて行って知識などを増やしていきたい。

◇今まで知らなかったことや考えてなかったことを聞くことができて少し視野が広がった気がした。今回の講座で考え方や物事のとらえ方をいい方向に持っていけるように日常生活の中で取り入れていきたい。

◇体のつくりなどと同時に心のケアについても少し興味を持ったので、深めていけたらいいなと思う。

◇人生の中で沢山挑戦して、失敗から学ぶことが大切だと思った。視座を高めて自分自身の可能性を広げたい。