令和5年4月 スーパーサイエンスハイスクール 第3期スタート!
令和6年度入学生から制服が変わります!
令和5年4月 スーパーサイエンスハイスクール 第3期スタート!
令和6年度入学生から制服が変わります!
今日は仕事納めであり、明日から年末年始休暇に入ります。1,2年生は補習も終わりましたが、3年生は共通テストまで20日となり、最後の追い込みに入っています。ここから、もう一踏ん張りして、1点でも多く取れるように努力してください。まだまだ、新型コロナウィルス感染症の収束が見えませんが、予防対策をして、新しい生活様式で過ごすことです。来年は東京オリンピックも開催され、皆さんにとって素晴らしい年になることを祈念いたします。
昨日は、新型コロナウィルス感染症におけるPCR検査の県内陽性者が35名となり、過去最も多い数となりました。多くの人が三密を避け、新しい生活様式の行動をしていますが、感染拡大が収まらないようです。冬季休業中ですので、外出を控え、予防対策を踏まえた生活を心がけてください。
2学期終業式を、新しい生活様式の校内放送で行いました。校長訓辞を紹介します。
長かった2学期も今日で終わります。今年は、新型コロナウイルス感染症の影響で、いつもとは違う2学期を過ごしたのではないでしょうか。しかし、ひとまず、こうして2学期を無事終えることができることを皆さんと共に喜びたいと思います。2学期を振り返ると、「実りの学期」にふさわしいと評価していい部分と、今後に課題を残す部分が同居していたように感じます。
「評価していい部分」は、9月の体育祭、文化祭です。感染症対策を行った新しい生活様式に沿った形での行事開催でした。体育祭では、3年生がリーダーシップを発揮し、文化祭では、実行委員会を中心とした1・2年生が、限られた中での競技や演技、展示などを披露してくれ、南高60年の歴史に残る行事になりました。これからの「WITHコロナ」の時代に先駆けた素晴らしい行事だったと思います。
部活動においても、県新人大会等で活躍が目立ちました。特に、射撃部女子が、昨年に続き、団体総合優勝を果たし、多くの選手が九州大会へ出場し、全国大会へ進む権利を獲得した選手もいます。陸上競技部女子は、九州新人陸上大会で入賞する選手が出ました。剣道部女子も個人で九州大会に出場します。また、水泳部女子が、冬季選手権大会において、27年ぶりに総合優勝しました。文化部においても、放送部、吹奏楽部、新聞部など県大会で入賞し、九州大会や全国大会の出場権を獲得しました。このように、総じて充実した学期だったと言えます。
今後に課題を残す部分として、「学力」と「欠席の多さ」が上げられます。学年ごとに違いもありますが、全体的に「基礎学力」がきちんと身についていない生徒がいるということです。その原因の一つとして、家庭学習時間が十分に確保できていないということがあります。平日は、最低でも2時間を確保してください。日々の積み重ねが最も大切であり、積み重ねなくして、学力も向上しません。「何故、勉強するのか」という疑問を持つ人が、中にはいると思います。それでは、「勉強しなかったら、どうなるのか」と考えてみてください。「勉強せずして、希望する進路実現は、絶対にあり得ません」が、「勉強して、学力が身につくと、どんな学校も選択できます。」それぞれが、絶対に、希望する大学に合格するという信念を持つことで、しっかりとした目標ができ、そこから目的ある行動=主体的な学習が生まれ、進路実現につながるはずです。このことは、部活動でも同じです。「日本一」をめざす人と「県大会優勝」、「県大会ベスト8」をめざす人では、目標が違う分、行動も違ってきます。どうか、高い目標を持って、「何故、努力するのか」を理解してください。
「欠席の多さ」についてです。南高に赴任して、1、2学期の出席状況を見ていると、全員が揃った日が、一日もありません。誰かが欠席をしています。欠席の理由は様々ありますが、授業に出なくては、学習成果は期待できませんし、学力も向上しません。少々の無理はしてください。今後は、休まずにきちんと授業に出席し、学習に対して自発的に取り組み、学校を休まないことが当たり前だと考えてください。
皆さんに「決断」という言葉を贈ります。決断の「決」は何かを決めることです。つまり、目標を立てることだと考えてみてください。決断の「断」は、何かを断つことです。つまり、今までの習慣をやめたり、捨てたりすることです。
ある大学に合格すると決めたら、テレビは見ないとか、県高総体で優勝すると決めたら、お菓子を食べないとか、それぞれが考えて、決断してください。決断がなければ、いい結果は望めません。
今年も、あと1週間余りで終わり、2021年がスタートします。そこで、1月1日に一人、一人が、何か決断してほしいと思います。自分が「本気で始めること」・「本気でやめること」のメリハリを是非つけてください。生徒諸君及び先生方にとって、来年が「素晴らしい年であること」を祈念しています。
午後から1,2年生は、合唱練習を行いました。例年であれば、男女合同で練習しますが、新しい生活様式で三密を避けるため、男女別に分かれて行いました。2年生は、昨年の経験がありますが、1年生の美術選択の生徒は、初めてになります。南高の伝統である「力をつくして」をマスク越しに歌いました。卒業式では、どのような形式で、披露するかは未定ですが、3年生のためにしっかりと練習していました。
2年生の修学旅行事前学習会にて、長崎大学原爆後障害医療研究所教授であり、東日本大震災原子力災害伝承館の館長である高村 昇先生の講演会を実施しました。先生は、南高の卒業でもあります。「長崎から福島に この10年間でどのように関わってきたか」という演題で、放射線の知識やチェルノブイリ原子力発電所事故のことなどを踏まえて、福島県川内村の現状などを詳しく教えていただき、3月の修学旅行に向けて、貴重なお話を聞くことができました。
射撃部が熊本での九州大会を終えて帰ってきました。結果は、ビームライフル団体で、男子が3位、女子が2位でした。また、大会は、全国選抜の予選でもあり、女子個人で3位となった1名が出場権を獲得しました。コロナウィルス感染症の影響で、今年初めての県外大会でしたが、この経験を活かして、さらに上を目指してください。
昨日のことになりますが、長崎県高等学校総合文化祭新聞部門に出席しました。第32回学校新聞コンクールの表彰と各校の新聞部員が参加しての研修会が行われました。コンクールには、12校の応募があり、南高は優秀賞を獲得しました。研修会では、新聞のレイアウトについての講義があり、学校新聞作りのポイントを学びました。
時折、雪が降る寒い一日でした。新型コロナウィルス感染症対策として、換気をおこないながらの授業形態を取っていますが、寒さ対策を考えないと風邪をひく可能性もあります。特に、受験生である3年生は、健康が第一ですから、個人個人が体調管理を意識して行動してください。
昼休みに、長崎玉成高校から「頑張って!エールパン」の贈呈がありました。3年生に対して、10数種類、240個のできたてパンをいただきました。生徒たちの手作りパンで、校内でも販売しており、1番人気はメロンパンだそうです。お礼を3年生の代表が「感謝の気持ちを込めて、受験に臨む」と述べました。
日本漢字能力検定協会が、今年の漢字「密」を発表しました。清水寺の森清範貫主は、揮毫した思いを「密は心のつながりも表す。新型コロナウイルスの感染拡大で国民や医療従事者が苦労している中、日本中が努力してこの状況に向かっているのをありがたい」と話されました。新型コロナウィルス感染症の終息が見えない中、これからも三密を避けての新しい生活様式での活動を続けることです.