掲示板

7/11(金)SSH研究発表会

3年生 課題探究発表会

7月11日(金)、3年生が1年次から約1年半かけて取り組んできた課題研究について、集大成となる成果発表を行いました。

第1部のポスター発表では、1・2年生や外部の方に向けて課題研究の成果を発表し、質疑応答を受けました。
第2部の口頭発表では、以下の代表3班がステージ発表を行いました。

 

①「サクラの組織培養への挑戦~冬芽からの培養成功率の向上を目指して~」
   今村心海
②「長崎市の水産業の課題と今後の可能性~未利用魚の活用をとおして~」
   高田龍平・加藤來由・永田丈瑠・西沢優輝
③「ペットボトルラベル隔離機能付きごみ箱の開発」*英語での発表
   木村瑛仁・沼田翼・渡辺賢志朗・東智安妃

 

①については長崎県高校総合文化祭科学研究発表大会で最優秀賞を受賞し、全国総文祭香川大会に出場しています。

②については第8回和歌山県データ利活用コンペティションにて受賞をしています。

③については2024年12月にタイで行われたタイ日ICTフェア2024に参加しています。

 

1・2年生は、3年生の研究発表を聞ける良い機会になりました。来年・再来年に、良い発表ができるよう期待しています。本発表会に参加した1・2年生の感想を分析した結果は取組の成果・効果に掲載しています。ご覧ください。

探究カフェ

「公開授業」後に「探究カフェ」を実施しました。

今回初の取組です!公開授業後には授業研究を行うことが多いですが、他校の先生も交えることは少なく、また少し堅い研修の場となってしまうことがあります。そこで、公開授業や課題研究について自由に語り合う場として、コーヒーなどを飲みながらリラックスした研修を開催しました。結果としては、本校・他校ともに高評価でした。

ざっくばらんに話せる雰囲気は型にはまらない自由な発想につながった、他校の事例や課題研究の取組、授業改善などを聞けたなど多岐にわたる話題が各テーブルであり、最後に全体で共有しました。

公開授業

 【南高STEAM】型の授業として、7つの授業を公開しました。

①教科横断型は「数学×情報」「物理×生物」

②探究学習型は「日本史」「自然科学探究(学校設定科目)」「英語」

③学習到達度を意識した授業は「言語文化」「音楽」

 

授業のポイントを一部紹介します。

<数学×情報>

 数学Bと情報Ⅰに共通する「二項分布・正規分布・標準正規分布」について両科目の視点を生かしながらの授業でした。生徒は学びの繋がりを実感しながら理解していました。

<日本史>

 日清戦争について「国内外でどう受けとめられたのか」の考察していきました。史料から読み取った情報を既習事項と結びつけ、自分の意見を表現することを目標に取組みました。

<英語>

 本校2年6組はSクラス(課題研究等に積極的に取り組むSSHコース)です。12月には沖縄科学技術大学院大学(OIST)で英語プレゼンすることを目標に掲げ、今日はその中間発表的位置づけでした。県内のALTの先生方に英語でプレゼンをして、質疑応答も英語で答えるなど学びの多い授業となりました。

<言語文化>

 「比喩」について理解を深めることを目標に、本校国語科で作成した学習到達度目標に基づき、生徒も学習到達度を意識した授業に取組みました。

 

事業報告会

第Ⅲ期の取組概要を参加者に実施しました。

本校の取組の柱は4本で、【南高STEAM】【自然科学探究】【ながさき探究プラットフォーム】【SSH科学部】です。 

特に、これから参観していただく【南高STEAM】の「公開授業」について、事業概要を説明しました。通常授業における【南高STEAM】の実践として、全教員が授業実践を行っていること、授業の型として①異教科間のリレー・コラボ授業(教科横断型)②思考学習授業(探究学習プロセスを踏まえた型)③学習到達度(to do,can do)を意識した授業があること、「未来デザイン力マスタールーブリック」を用いて評価をしていること、本校での勤務を重ねることで探究指導力が向上していることなどを報告しました。