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SSH活動情報

高校生バイオサミット 厚生労働大臣賞受賞 日本一!

第7回高校生バイオサミット in 鶴岡
【日程】7月27日(木)~29(土)
【会場】鶴岡メタボロームキャンパス(山形県鶴岡市)
【結果】
3年1組 内野菜緒さん
厚生労働大臣賞 日本一!!


【これまでの研究のあゆみ】
平成27年
『ネズミの飼育実験と食品開発試作品発表』
平成28年
『フン中志望量測定法開発』
『食品開発ヒト試験用製品完成』
『ヒト試験追加』
☆長崎県科学研究発表大会 最優秀賞(第1位)
☆全国総合文化祭出場
☆バイオ甲子園2016 最優秀賞(第1位)
平成29年
『キクイモ機能性考察と大学での再確認実験追加』
☆高校生バイオサミット 厚生労働大臣賞受賞(日本一!!)
☆全国総合文化祭 優秀賞

SSH関東研修

8月2日(水)~4日(金)、1年生10名が関東研修を行いました。大学や研究所、博物館を訪問し、農学と工学を中心に幅広く科学に関する知識身につける研修を行いました。農業の変遷や今後の課題、最先端の医療用ロボット開発、橋に関する研究などたくさんのことを学ぶことができました。難しい内容もありましたが、生徒たちは一生懸命メモをとりながら、積極的に質問をしていました。
長崎では得られない貴重な経験をすることができ、充実した研修となりました。

【主な工程】
8/2(水) 東京農工大研修
8/3(木) つくば研修(食と農の科学館・サイバーダインスタジオ・国土技術政策研究所)
8/4(金) 国立科学博物館見学・日本科学未来館見学

 

SSH成果発表会

7月9日(日)、長崎ブリックホールでSSH成果発表会を行いました。本校は、平成25年度から文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定を受け、5年目を迎えます。発表会では、これまでの取組の報告と、JAXA職員による特別講演、課題研究ポスターセッションを行いました。たくさんのご来場ありがとうございました。
【内容】
◎海外研修報告
◎生徒課題研究発表
「長崎県農産物の機能性解明と食品開発」
「キクの花弁培養」
「Minami Model United Nations」~模擬国連の開催を通じて、国際問題の解決をはかる~
◎特別講演
宇宙航空研究開発機構(JAXA) 中沢孝 氏
『人類の宇宙進出の歴史と将来の展望』
◎課題研究ポスターセッション

SトレⅡ 出張講義

6月20日(火)、理系の生徒と選択SSH班の生徒に対して、研究機関や企業等で研究・開発に携わる方から研究の様子や研究者としての歩みなどについて講義をして頂きました。

長崎県工業技術センター 基盤技術部電子情報科 専門研究員 小笠原耕太郎氏
「3D CADとものづくり研究の様子」

信栄工業有限会社 代表取締役社長 樫山和久氏
「中小企業における商品及び技術開発の必要性」

 

 

 

 

 

 

 

 

信栄工業有限会社 代表取締役社長 樫山和久氏
「中小企業における商品及び技術開発の必要性」

SトレⅡ 留学生交流

5月30日(火)、2年生文系の生徒が長崎大学の留学生と交流会を行いました。長崎の歴史や文化に関するポスターを作成し、英語でプレゼンテーションを行いました。韓国、オランダ、スイス、パキスタン、モンゴル、インドネシア、ブルネイなど様々な国の方との交流を通して、英語でコミュニケーションをとる難しさと楽しさを学びました。

日本植物生理学会全国高校生研究発表大会 最優秀賞受賞

最優秀賞受賞!!!日本一!!!
『キクの花弁培養』
3月18日(土)、鹿児島大学郡元キャンパスで行われた第58回日本植物生理学会全国高校生研究発表大会に参加しました。全国から書類審査を通過した32校 約200名が一堂に会してポスターセッションを行いました。学会の専門家による審査が行われ、本校の研究『キクの花弁培養』が日本一である最優秀賞を受賞しました。

この研究は、キクの花びらから再生個体クローンを作り出す研究で、SトレⅡの課題研究で取り組んできました。難度の高い実験を身近にある段ボールや除菌スプレーを使って行い、高い精度で成功していることが評価されて最優秀賞を受賞しました。生徒は「自分たちの研究発表が評価されてうれしい。」「何度も失敗し、試行錯誤した苦労が報われた。」と喜んでいます。

~研究生徒紹介~

2年

前濱かんな・加藤崇太・松尾瑞紀・安井秀郎・池田理紗・白鞘芽衣

杉優奈・田崎円都華・廣田凌子・山口茜

1年

岩田遥貴・前田祐希・嶋崎涼介・村瀬寿安・大瀬隼斗・別所陽平

SSH課題研究発表会

2月6日(月)の平成28年度スーパーサイエンスハイスクール課題研究発表会では、代表として選ばれた7つの班に加えて、大学の指導を受けながら専門的に研究を行っている選択SSH班が発表を行い、これまでの研究の成果を発表しました。

2年生はSSHトレーニングで課題研究に取り組んでいます。1年生の3学期に進路系統別少人数グループに分かれてテーマ設定を行い、2年生の4月から約1年間かけて研究を行ってきました。1月31日(火)のSSHトレーニングⅡの時間に「医療・保健・生命科学」「工学」「国際」「経済・法」「教育」の5つに分かれ、分野系統別に課題研究発表会を行い、それぞれの代表を選出しました。

発表テーマは以下の通りです。

【選択SSHの部】

1.オキシトシン受容体と行動特性

2.福祉のためのロボット制御

3.長崎県農産物の摂取によるマウスの肥満予防効果に関する基礎研究

4.自作半導体ガスセンサーによる生活臭のモニタリング

5.長崎県農産物の機能性解明と食品開発

【分野別代表の部】

6.学力と環境(教育)

7.環境と経済の関わり(経済・法)

8.茶葉の可能性(生命科学)

9.地震に強い建築構造の研究(工学)

10.Minami Model United Nations~模擬国連の開催を通じて国際問題の解決策を探る~(国際)

11.圧力と水鉄砲(工学)

12.組織培養(生命科学)

SトレⅠ たらみ・環境保健センター訪問

12月9日(金)、1年6組はたらみ工場と環境保健研究センターを訪問しました。午前中はたらみ工場に行き、ゼリーが出来る工程を見学し、おみやげもいただきました。午後からは大村の環境保健研究センターへ行き、水の中の酸素を図る実験を行いました。難しい実験でしたが、最後に液体の色が変わる瞬間は体験興味深かったです。特に理系を希望している生徒には大きな刺激となったようです。

SトレⅠ ペンギン水族館・放射線影響研究所訪問

12月6日(火)、1年4組は、午前中ペンギン水族館、午後蛍茶屋にある放射線影響研究所を訪問しました。ペンギン水族館では水族館の博物館的機能等について1時間講義を聞いた後に、10人程度のグループで館内を回りました。バックヤードで説明を聞くことで、水族館を運営するための仕組みや苦労を知ることができました。放射線研究所では、長崎人として知っておかなければならない原爆の話や研究所が果たしている役割等についての話を聞き、臨床検査についての体験等をさせていただきました。

SトレⅠ 下水処理場・環境保健センター訪問

11月14日(月)、1年7組は東部下水処理場と環境保健研究センターを訪問しました。東部下水処理場では、化学反応等を利用した下水処理の方法を説明してもらいました。環境保健研究センターでは、バイオディーゼル燃料の実験を行いました。身のまわりで化学が利用されていることを知り、化学への興味・関心が高まった生徒が多かったようです。

バイオ甲子園2016 最優秀賞受賞!!

最優秀賞受賞!!!日本一!!!
『長崎県農産物キクイモの機能性解明と食品開発』
食品、環境、生態、畜産、水産、遺伝、化学など、広くバイオ(生物)に関連する研究成果を競う高校生のコンテスト『バイオ甲子園2016』が、11月19日(土)に熊本市国際交流会館で行われ、全国の応募の中から、予備審査を通過した9校が本選に出場しました。審査の結果、本校生の研究『長崎県農産物キクイモの機能性解明と食品開発』が最優秀賞を受賞し、日本一に輝きました。

この研究で、長崎県農産物であるキクイモに、肝臓コレステロール低減、便通改善、脂肪排泄効果があることを、マウスの飼育実験によって実証しました。さらに、諫早市の企業の協力を得てキクイモを用いた食品開発を行い、ヒトへの効果を検証しました。本校生40名を被験者とし、1日2回の摂取を4週間続けた結果、ヒトの便通に効果があるという結果を得ました。

SSHトレーニングⅠ NIE講座

1年生は、SSHトレーニングの時間に、鹿児島大学の渡邊先生を講師に迎え、NIE(Newspaper in Education:教育に新聞を)講座を実施ています。今回のテーマは、『戦争・平和と科学技術』。私たちの身の回りには、インターネットやGPSなど、もともと軍事技術として開発され、民生技術として定着したものがたくさんあります。このように、ひとつのテクノロジーが民生としても利用できることを「デュアルユース」といい、これからのデュアルユース技術について議論しました。

サイエンス・ファイト

11月3日(木・祝)、長崎浜の町観光通り商店街(ベルナード観光通り)で行われた『サイエンス・ファイト』に出場しました。子どもから大人まで広く科学の楽しさや不思議さに触れてもらうために、長崎大学が企画したイベントで、研究者により科学実験や児童・生徒等の研究成果を街中で披露するものです。本校からは、11チームが参加し、選択SSHやSSHトレーニングで取り組んでいる課題研究を発表しました。

科学研究発表大会

11月5日(土)、長崎県立大学佐世保校で行われた「長崎県高等学校総合文化祭 第22回科学研究発表大会」に出場しました。大学や研究機関と連携しながら専門的に研究を行っている選択SSH班から7グループ、週2時間の授業(SSHトレーニングⅡ)で課題研究を行っている2年生から希望者7グループ、合計14グループが研究の成果を発表しました。審査の結果、2グループが最優秀賞、4グループが優秀賞を受賞しました。発表内容と結果は以下の通りです。最優秀賞を受賞した「機能性食品の研究開発」グループは、全国大会と九州大会に出場します。

最優秀賞 機能性食品の研究開発(生物部門)
最優秀賞 茶葉の可能性(生物部門)
優秀賞 キクイモ焼き菓子摂取が健常高校生の便通に及ぼす影響(展示部門)
優秀賞 組織培養(生物部門)
優秀賞 脂肪測定方法の研究(化学部門)
優秀賞 ビタミンC簡易測定器の製作(化学部門)
優良賞 水生生物を用いた水質評価法日本版平均スコア法の研究(展示部門)
優良賞 長崎県産キクイモの機能性解明実験の検証(展示部門)
優良賞 抗菌物質の探索(展示部門)
優良賞 長崎県農産物を使ったハンドクリームの製作(展示部門)
優良賞 乳酸菌の探索と特性の研究(生物部門)
優良賞 オキシトシン受容体と行動特性(展示部門)
優良賞 福祉のためのロボット制御(物理部門)
優良賞 長崎県農産物の摂取によるマウスの肥満予防効果に関する基礎的研究(生物部門)

ジオパーク研修

10月18日(火)、1年2組の生徒が島原半島ジオパーク研修を行いました。仁田峠展望所から平成新山の溶岩ドームを臨み、眼下に広がる火砕流や土石流の被災域や導流堤、雲仙地溝の南端にある布津・深江断層を見学しました。また、1991年9月の大火砕流で被災した旧大野木場小学校校舎や、雲仙岳災害記念館(がまだすドーム)、焼山を訪れ、雲仙普賢岳噴火災害について学びました。

大学を知る・大学教官による出張講座

10月14日(金)、長崎大学、長崎県立大学、長崎総合科学大学、活水大学の4大学から14名の先生を招き、1年生を対象に特別授業を行いました。生徒は、興味のある講座を2つ選択し、大学・学部の概要、研究内容、卒業後の進路などを学びました。大学について具体的に知ることができ、今後の進路を考える上でとても参考になりました。

SトレⅠ 長崎総科大訪問

9月21日(水)、1年3組の生徒が長崎総合科学大学を訪問し、工学部と総合情報学部の先生から講義・実習受けました。

[講座Ⅰ]医療工学の学びと仕事

[講座Ⅱ]LED照明作成と回路シミュレーションの体験

[講座Ⅲ]ロボットで遊ぼう

[講座Ⅳ]船を造る~造船を学ぼう~

SトレⅠ 長崎県立大学訪問②

9月16日(金)、1年5組の生徒が長崎県立大学を訪問し、情報システム学部の先生から講義・実習を受けました。

[講座Ⅰ]数学は造形物の言語か? [講座Ⅱ]色と光を科学する

[講座Ⅲ]マイコンを使った電子工作 [講座Ⅳ]音楽と数学の密接な関係 

 [講座Ⅴ]Google Map APIを用いた観光情報マップの作成

[講座Ⅵ]Excelでできる最適化の実践 [講座Ⅶ]暗号を体験しよう

[講座Ⅷ]人工知能の話 [講座Ⅸ]コインゲームの必勝法に潜む数学の世界

SトレⅠ 長崎県立大学訪問①

9月14日(水)、1年1組の生徒が長崎県立大学シーボルト校を訪問し、看護栄養学部健康栄養学科の先生から講義・実習を受けました。

[講座Ⅰ]摂食条件の違いがラットの肝臓グリコーゲンに及ぼす影響

[講座Ⅱ]牛乳の加工調理

[講座Ⅲ]人の身体や生理反応を測定するために~研究と医療の現場から~

[講座Ⅳ]自分の遺伝子のはたらきの特徴を調べてみよう~PCR法によりアルデヒド脱水素酵素2(ALDH2)遺伝子型の解析~

 

WRO Japan 2016 九州・山口大会

8月28日(日)東海大学熊本キャンパスにおいて、WRO Japan 2016九州・山口地区大会が開催されました。20校38チームのエントリーがあり、本校からは2年生課題研究班から1チーム「チーム南」、1年生選択SSH班から1チーム「きりっち」が参加しました。WROへは2回目の挑戦。2016年度の高校生エキスパート部門の競技は『Waste-Sorting』(リサイクル)がテーマです。今年は、昨年0点に終わった雪辱を果たすべく「必ず得点する」ことを目標に、ロボット開発とプログラミングに取り組みました。

結果は「チーム南」は20点で目標を達成できましたが、「きりっち」は0点で残念な結果となりました。2年生は、この競技を題材にロボット開発を継続し、1年生は来年へ向けて技術を磨いていきます。