SSH活動情報
SSH全国生徒研究発表会
8月3、4日、神戸市の国際展示場で開催された、SSH全国生徒研究発表会に参加してきました。この発表会は、全国200以上のSSH指定校から、代表生徒が集まり互いの研究を披露し合う大会です。本校からは、細菌の「フリッキング」というベン毛運動の研究を行った班から3名が参加しました。課題研究に取り組む全国の高校生と、互いに対話や質疑を通して交流を深めるとともに、科学の各分野様々な研究内容に触れ、研究の手法や考察の進め方等について多くの刺激を得るとともに、自分たちの研究の不十分なところにもたくさん気付くことができました。
SSH成果発表会
スーパーサイエンスハイスクール成果発表会を開催しました。
日時 令和4年7月13日(水)10:15~15:50
会場 長崎ブリックホール 長崎市茂里町2-38
日程 1.開会行事 10:15~10:25
2.生徒課題研究口頭発表 10:30~11:05
3.SSH特別講演 11:15~12:30
講演者 森内浩幸 氏
長崎大学病院小児科医師
長崎大学大学院医歯薬学総合研究科教授
演 題 『心と生命(いのち)の科学、科学する心』
4.生徒課題研究ポスターセッション 13:25~15:20
3年生による課題研究発表
SSH科学部による研究発表
5.閉会行事 15:30~15:50
〔※SSH事業報告会(外部教職員対象) 9:30~10:00〕
生徒課題研究口頭発表では、
「食用コオロギへの挑戦」
浦川颯史・三浦功太郎・貞松大介・千々岩源紀
「LGBTQ+への理解向上に向けた挑戦」
川中萌花・山田彩響・相浦凪彩
「細菌の遊泳運動におけるフリッキング現象とフックの関係性」
吉澤恒太・浦里珠羅・狩野遥斗・濵松篤洋
の3班が3年生を代表してステージ発表を行いました。
特別講演では、長崎大学病院の森内浩幸先生から、小児科医としての経験やこれまでの研究活動について分かりやすく説明していただきました。森内先生は本校の卒業生です。世界で活躍されているOBの方の貴重なお話を聞くことができ、生徒にとって大きな刺激となりました。
生徒課題研究ポスターセッションでは、3年生65班、2年生科学部2班、計67班がポスター発表を行いました。1・2年生や大学の先生、他校の先生方に向けて、これまでの研究成果をプレゼンテーションしました。3年生は今回の発表を踏まえ、これから報告書の作成など課題研究の総仕上げに入っていきます。
発表した生徒のみなさん、お疲れ様でした。
SSHトレーニングⅡ 課題研究
2年生は、SSHトレーニングⅡ(週2時間)で課題研究に取り組んでいます。
1年次に班編成・テーマ決めを行い、それぞれの課題に対して様々なアプローチで研究を行っています。まずは11月に予定されている中間発表会に向けて、データ収集に取り組んでいるところです。
SSHトレーニングⅠ 協働的学習者育成プログラム~合意形成編~
先週に引き続き6月1日(水)に「協働的学習者育成プログラム」の合意形成編を実施しました。
社会で求められている「仕事におけるコミュニケーション能力」育成のため、協働して学習に臨むことを目的に、合意形成する力の育成をはかりました。各グループが合意形成のポイントである意見の根拠を引き出すことや条件に優先順位をつけることを意識しながら活動を行うことができました。その後、メンバーと協働して意思決定の理由を発表できました。
今後の生徒の学習や活動等に、主体的学習者・協働的学習者育成プログラムで培った力が発揮されるようにSSHの取組を進めていきます。
SSHトレーニングⅠ 協働的学習者育成プログラム~情報共有編~
産業能率大学による「探究学習加速プログラム」にもとづいた協働的学習者育成プログラム①を実施しました。
仕事におけるコミュニケーション能力を身につけるために、グループで情報や考えを共有してもらいました。各グループ、付箋に書いた情報を正確に伝えあいながら、適切なタイミングで発信できていました。
次回、6月1日(水)はプログラム②を実施予定です。今回まとめた内容をもとに「合意形成」をしていきます。
SSHトレーニングⅠ 主体的学習者育成プログラム~問題解決編~
5月20日(金)、1年生のSトレにおいて、主体的学習者育成プログラム(問題解決編)を行いました。
今回は、問題に対して「解釈」し、「発想」することを目的としたものになります。
最初に問題解決のアイデアを考えるウォーミングアップを2問行いましたが、各グループ積極的に意見を出していました。
そして、2問の解決策の共通点として、「人々の困りごと」を発見し、解決案を提示するという流れを学びました。
その後、ワーキングマザーの動画を視聴し、その中で積極的に問題点を考えていき、解決案まで考えました。
今回はお互いに発表を行いましたが、各班積極的に発言を行っている姿が印象的でした。
今後も生徒が主体的に動けるような活動を進めていきたいと思います。
SSHトレーニングⅠ 主体的学習者育成プログラム~問題発見編~
令和4年5月13日、1年生のSトレにおいて、主体的学習者育成プログラム(問題発見編)を行った。
今回のテーマは、食生活に関する問題点。各グループで積極的に意見を出し合いながら話し合いができた。
手法としてはジグソー法。それぞれが各専門家となり、その専門分野の視点で意見を出し合った。
そして同じ目線の専門家どうしで意見を出し合った後、もとのグループで共有するという形をとった。
全体として活発な意見が出し合えており、積極的に発表する生徒も多くいたことから、例年と比べても積極的な活動が行えたと思う。
今後も生徒が主体的に動けるような活動をしていきたい。
未来デザインフェア
12月19日(日)、県内SSH校生徒による合同研究発表会「未来デザインイノベーションフェア」が、長崎南高校で開催されました。県内のSSH校、WWL校から生徒46名、全17グループが、それぞれの研究成果をもちより、相互発表と質疑応答による交流を深めました。本校からは2年生15名、5グループの課題研究班が参加しました。
新型コロナの影響により、なかなか他校の生徒と交流する機会も少ない現在、様々な分野の研究発表を観たり、質問を受けたりすることで、自らの研究内容を見直したり、新しい観点を得る良い機会となりました。
会の最後には長崎総合科学大学大学院基礎科学部門の大山健先生、長崎大学大学院工学研究科兵頭健生先生による研究紹介もあり、先端分野の研究について理解を深めました。
【生徒の感想から】
〇面白い研究ばかりですごいと思いました。どの研究も社会の役に立とうという目的がしっかりあって興味深かったです。
〇他の高校の研究などをたくさん見ることができました。また、大きな大会に出場するような研究を聴けたこともとても良い機会でした。今回聞いたたくさんの研究から参考になることも多く、今後の研究に活かしたいと思います。
〇自分たちが思いつかないような、研究についてのアドバイスをもらえました。法律に触れることで、もっと内容が深まると指摘されたので、次はそこに手を付けてみようと思います。
課題研究中間発表会(SSHトレーニングⅡ)
11月16日(火)に「課題研究中間発表会」を実施しました。2年生全員が65班に分かれ、4月からずっと続けてきた課題研究の進捗状況や途中経過について、パワーポイントで8枚のスライドを作成し、2枚のポスターに印刷し、外部の先生方(審査員)や本校教員・生徒(1年生)に向けてプレゼンテーションを行いました。閲覧者側からは、様々な質疑や今後に向けての貴重な助言をいただき、研究の仕上げという次の段階へ向けて、有意義な機会が得られました。また、どの生徒も、7月に渡された一人一台端末のタブレットPCを積極的に活用しながら、準備・発表に取り組み、ICTリテラシーも高められました。
長崎県科学研究発表大会
11月6日(土)、平戸文化センターで「令和3年度長崎県高等学校総合文化祭 第27回科学研究発表大会」が行われました。本校からは科学部の3班が総合部門に出場し、2班が優秀賞を受賞しました。
※ コオロギはデリシャス!? ~食用コオロギ養殖への挑戦~
※ 廃油から作るecoロウソク ~色と形状の燃え方の比較~ 総合部門 優秀賞
※ フリッキングの再現実験 ~単一極べん毛細菌の運動メカニズム解明に向けて~ 総合部門 優秀賞