令和5年4月 スーパーサイエンスハイスクール 第3期スタート!
長崎南高校でのSSH(スーパーサイエンスハイスクール)活動を
経験された卒業生(53~60回生)の皆様
「SSH意識調査」アンケートへの協力をお願いします。
⇒ S S H 意 識 調 査へ
令和6年度入学生から制服が変わります!
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7月12日(水)、3年生が課題研究成果発表会を行いました。第1部では以下の4班がステージ発表を行い、第2部では全班がポスターセッションを行いました。
【口頭発表】
「快適な住まいと窓の関係~光の入り方と室内温度の変化~」
発表者:榎屋結・早田彩恋
「高校生は読書から得る力をどのように捉えているか
~インタビューとアンケート調査にみる高校生の読書観~」
発表者:小野咲良・松下笑子・角井寧々
「組織培養によるアカダイコン胚を用いたカルス形成
~組織培養で伝統野菜の絶滅を防ぐ~」
発表者:三浦和之・竹山惣一朗・上田翔太・松井喬祐
「一人一台端末の自主学習への活用
~スケジューリングと個別最適化の学習効果について~」
発表者:栗山真幸・猪村美結・堺あゆみ・森田陽菜実
自らの興味関心にあわせてテーマを設定し、2年生の4月から1年4ヵ月かけて取り組んできた課題研究の集大成です。思うよういかず悩んだ経験や失敗から学んだことも多くあると思います。計画的に研究を進める必要性や時間を有効に活用すること、メンバーとの情報共有や協力体制の構築など、自分たちの反省を1・2年生にアドバイスとして伝えている班もありました。
これから3年生は、論文の作成に取りかかり、課題研究の総仕上げを行います。
7月7日(金)、1年生のSS探究Ⅰでは「主体的学習者プログラム(産業能率大学提供)」を行いました。
今回は問題発見編です。
[社会で求められる資質]
①主体性~自ら考え行動することができる
②協働力~仕事におけるコミュニケーション能力に長けている
③やりぬく力~失敗や困難があってもやり遂げようとする意志が強い
の中の①主体性を身に着けるために、家庭の食卓を題材にしたグループワークを行いました。
主体的学習者になるためのは、問題意識をもって世の中の事象を観察することが出発点になります。学生時代に主体的学習を積み重ねることで、社会に出た時に自ら考え行動することができる力が身に付きます。これからSSHでも主体性を養うための活動を行っていきますが、日常生活でも今日学習したことを意識して過ごして欲しいと思います。
1年生のSS探究Ⅰでは、6月16日と23日の2週に渡り、
M‐S(Minami STEAM)講座①『探究のプロセスを理解する~自然科学編~』を行いました。
” 物体の落下を考える " をテーマに、
「質量が異なる物体が同じ高さの所から同時に落下したら、地面に到達するタイミングはどうなのか?」
について、グループで仮説を立てて実験計画を立案し、クラスで協議しました。
さらに、代案として提示された実験方法に基づいて実験を行い、得られた実験結果をエクセルで処理し、検証・考察までの一連の探究のプロセスを学びました。最後に、数学と理科の先生から数学的分析法と物理現象の解説を受けて理解を深めました。
今回は、理科(物理)・数学・情報に関する教科横断的な内容に取り組みました。MS講座②ではデータ分析(地歴公民・数学・情報)、MS講座③では自然科学評論系(国語・英語・理科)に関する教科横断型講座を予定しています。
2年生が現在行っている課題研究について、グループ内での発表会を行いました。
研究テーマに関する仮説をもとに、どのような研究計画・内容で進めていくか、現在までの進捗状況を踏まえて発表をし合いました。質問に答えたり、アドバイスをもらったりすることで、新たな気づきが生まれた班もあったようです。また、発表の仕方や資料の見せ方について指摘を受けた班もありました。研究内容だけではなく、成果を分かりやすく伝える力も必要です。これからの課題研究を通して、様々なスキルを磨いていきます。
1年生がSSHの活動をスタートしました。
初回の5月12日のSS探究Ⅰの時間は、これから3年間の取組の説明と活動を通してどのような力を養うかのガイダンスを行いました。また、学ぶことの意味を考えるための講座を行いました。
1年生では、それぞれの興味・関心・好奇心を育て、身の回りの課題に気づく「眼」を養うための活動を用意しています。毎回のSS探究に主体的・協働的に取り組むことで、広い視野で物事をとらえ、” 科学的 ”な視点で多角的・総合的に「知る」「気づく」「考える」力を身につけることを目指しています。
2年生で行う課題研究、3年生で行う研究成果のまとめ・発表に向けて、基礎を養う大切な1年です。