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SSH活動情報

ベトナム交流会

ベトナム人材招致事業で長崎にやってきた、28人のベトナムの高校生徒と、SSHで研究開発したキクのクローンを作る実験をとおして交流を行いました。土橋バイオグループの生徒たちが英語でベトナムの高校生と一緒に実験をしました。生徒たちは、「準備は大変だったけど楽しかった」「ベトナムの高校生は優しくて明るく、親しみやすかった」「この技術をベトナムでも広げてほしい」などの感想を述べていました。交流会は、ベトナムの高校生の流暢な日本語と素敵なダンスで盛り上がりました。

SSH 課題研究発表会(3年生)

7月4日(水)、SSH課題研究発表会を行いました。3年生全員が、2年次から取り組んできた課題研究の成果を発表し、互いの研究成果を評価しあいました。発表会の第一部は、代表4班がパワーポイントを使って、研究内容についてステージ発表を行いました。第二部は、すべての班がポスターセッションを行い、研究内容を生徒や保護者、来賓の方へ説明しました。

第一部 スクリーン発表
1.選択SSH・・・「組織培養 絶滅危惧種ナガサキギボウシを救え」
2.理系(農学)・・・「肉をやわらかくする食品」
3.理系(工学)・・・「回転しやすいプロペラの枚数」
4.文系(経済学)・・・「色がもたらす購買意欲」

第二部 ポスター発表
→発表題テーマはこちらこちら(PDF)をご覧ください。

SSHタイ研修

長崎南高校SSH海外研修として、2年生4名がタイを訪問しました。中心となった活動は、タイ教育省から招待を受けて参加した「タイ・日本高校生サイエンスフェア(TJSSF)」です。6月7日(木)~9日(土)の3日間開催され、日本からは17の高校と11の高専が参加し、タイの高校生と交流しました。会場はタイ北部のピサヌロークで、タイのSSHである「プリンセスチュラポーン科学高校(PCSHS)」のピサヌローク校です。

〔6月5日(火)〕
7:00発の高速バスで長崎駅前を出発し、9:25に福岡空港に到着、搭乗手続、保安検査、出国審査を経て、11:35発のタイ国際航空での約5時間の空旅の後、現地時刻(日本から-2時間)15:00にバンコクのスワンナプーム空港に到着しました。入国後、現地添乗員の案内で最初の研修地である「パーククローン市場」へ向かいました。24時間営業で、花を中心に果物や野菜も売られており、タイの熱帯植物が商用としてどのように取り扱われているかを学びました。

〔6月6日(水)〕
6:15にホテルを出発し、ドンムアン空港発8:45の便に乗り、9:50にピサヌローク空港へ到着しました。そこで本校の今回のパートナー校であるPCSHSチョンブリ校の先生方の出迎えを受け、同じ参加校の奈良女子大学附属中等教育学校の4名の生徒と一緒に市街地へ向かいました。まず、地元の食堂で昼食をとり、次にワットヤイを見学しました。ここは1357年建立の歴史ある仏教寺院で、金色の美しい仏像が安置されています。14:30にはTJSSFの会場であるPCSHSピサヌローク校に到着し、同校の生徒達の大歓迎を受けました。この日からの4泊は、この学校の学生寮での宿泊となります。まずは、発表へ向けての準備をし、その後、早速、交流を深めました。

〔6月7日(木)〕
TJSSFは3日間の開催です。初日はシリントン王女を迎えての開会式で始まりました。生徒達は開始2時間前の7:00から講堂で待機していました。午後にはパソコン(パワーポイント)やポスターによるプレゼンを視聴し、タイや日本の高校生による様々なサイエンスプロジェクトに触れました。18:00からの歓迎会では、タイの音楽や舞踊などの伝統文化を満喫しました。

〔6月8日(金)〕
TJSSF2日目は、タイ人教授(物理学)による基調講演から始まりました。10:00からはいよいよ本校生徒によるサイエンスプロジェクトの発表です。約15名を前に、パワーポイントを使い、英語で発表しました。自分達の研究ではなく、本校のSSHとしてのこれまでの取り組みの紹介を兼ねて、先輩がかつて日本一の評価を受けた「キクの花弁の組織培養」について発表しました。緊張と不安の中での発表でしたが、事前の練習の成果をしっかりと発揮することができました。また、14:00からのポスタープレゼンでは、同じ内容について英語で説明しました。その後も「サイエンスウォークラリー」「星空観察」と続き、まさに「サイエンス」づくしの一日でした。

〔6月9日(土)〕
TJSSF最終日は、3コースのフィールドトリップが設定され、2名が「伝統医療」を、2名が「米栽培」を選択しました。「伝統医療」では地元の大学を訪問し、タイ式のマッサージやヨガ(ルーシーダットン)を教わったり、いくつかのハーブを組み合わせて「ヤードム」という嗅ぎ薬を作ったりしました。夜の送別会では、タイの高校生による伝統舞踊などが次々と披露され、初日の歓迎会以上の盛り上がりを見せました。この4日間のPCSHSピサヌローク校滞在を通して、4名の2年生はタイの高校生と交流しながら、科学英語を海外で発信するという貴重な体験をすることができました。

〔6月10日(日)〕
いよいよタイでの最後の一日です。5:30という早朝出発にもかかわらず、4日間を一緒に過ごしたタイや日本の高校生達から見送りを受け、名残惜しい気持ちで空港に向かいました。9:00にはドンムアン空港に到着し、まずは「スネークファーム」での研修です。ここではタイに生息する多くの毒蛇が展示され、その生態が紹介されています。午後は「サムプラーンエレファントグラウンド&ズー」を訪れ、ゾウやワニを間近で観察しました。夜にはスワンナプーム空港へ向かい、深夜便で多くの思い出を胸にバンコクを飛び立ち日本に向かいました。

SトレⅡ 分野別課題研究発表会

1月23日(火)、2年生が分野別に分かれて課題研究発表会を行いました。1年生の3学期にテーマ決定を行い、約1年間かけて取り組んできた課題研究の成果をパワーポイントを使って発表し、生徒や先生方からの質疑に答えました。
グループ1:語学・国際
グループ2:法・経済学、社会・福祉
グループ3:教員養成、文学・史学、芸術・体育
グループ4:保健・医療、農・水産学
グループ5:理学、工学
この発表で、「独創性・論旨・方法・資料・表現力」の5観点で審査を行い、各グループの代表が選出されます。代表に選ばれた班は、2月13日(火)に行われる“校内課題研究発表会”に出場します。

科学部 県総文祭(科学研究発表大会)

平成29年度長崎県高等学校総合文化祭 第23回科学研究発表大会
【会場】諫早文化会館
【期日】11月4日(土)

【結果】
優秀賞 「組織培養~絶滅危惧種ナガサキギボウシを救え~」九州大会出場(2月 大分県)
優良賞 「火星シミュラントの作成」
優良賞 「組織培養培地基材の研究開発」
優良賞 「食物由来の粘性物質の浄化作用」

大学研究講座(大学教官による出張講座)

10月27日(金)、SSHトレーニングⅠの時間に大学研究講座を行いました。
長崎大学・長崎県立大学・活水女子大学・長崎総合科学大学・長崎国際大学・佐賀大学から18名の先生を招いて授業をして頂きました。
生徒たちは、進路希望や興味関心にあわせて2つの講座を選択し、それぞれ50分の授業を受講しました。
この講座を通して、大学でどのような勉強ができるのかを具体的に知ることができ、大学進学への意欲が高まった生徒が多かったようです。

大学研究室・研究施設訪問

9月下旬から10月中旬にかけて、1年生が県内の大学や研究施設を訪問しました。講義や実験、施設見学など、少人数グループごとに丁寧に指導していただきました。
この実習で研究の一端にふれ、専門家の話を直接聞くことで、科学への興味・関心が高まった生徒が多かったようです。
訪問を終えた生徒たちからは、
「知識の幅を広げることができる貴重な体験だった」
「知らなかった分野での発見がたくさんあった」
「改めて化学や工学の分野が楽しいと感じた」
「三学期からの課題研究のテーマを考える材料になった」
などの感想がありました。
この経験を今後に繋げていってほしいと思います。

日本学生科学賞 最優秀賞!

選択SSH班のキクイモに関する研究論文が第61回日本学生科学賞長崎県審査委員会で最優秀賞を受賞しました。この論文は、中央審査会へ出品され国際大会への審査を受けます。

第61回日本学生科学賞長崎県審査委員会
最優秀賞
『キクイモの機能性解明と食品開発』土橋バイオグループ

SSH研究発表会 ポスター発表賞受賞

平成29年度スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会
【日程】8月9日(水)・10日(木)
【会場】神戸国際展示場
【結果】
ポスター発表賞
『長崎県農産物の摂取によるマウスの肥満予防効果に関する基礎的研究』
佐々木海吏・石井日菜

科学部 全国総文祭 優秀賞

第41回全国高等学校総合文化祭 みやぎ総文2017
【日程】8月2日(水)~4日(金)
【会場】石巻専修大学(宮城県石巻市)
【結果】
自然科学部門 研究発表生物部門
優秀賞
 

【これまでの研究のあゆみ】
平成27年
『ネズミの飼育実験と食品開発試作品発表』
平成28年
『フン中志望量測定法開発』
『食品開発ヒト試験用製品完成』
『ヒト試験追加』
☆長崎県科学研究発表大会 最優秀賞(第1位)
☆全国総合文化祭出場
☆バイオ甲子園2016 最優秀賞(第1位)
平成29年
『キクイモ機能性考察と大学での再確認実験追加』
☆高校生バイオサミット 厚生労働大臣賞受賞(日本一!!)
☆全国総合文化祭 優秀賞