2021年5月の記事一覧
SSHトレーニングⅠ(1年生)「協働的学習者育成プログラム②合意形成編」に取り組みました
本日5月28日(金)の6、7校時、SSHトレーニングⅠ(1年生)で、「協働的学習者育成プログラム」二回目の「合意形成編」に取り組みました。目的は、地域課題を題材とし、協働的学習者として、チームで共有した個々人の情報や考えをもとに、課題解決に向け、合意形成を図り、一つの結論に導くことを目指すことです。
まず映像(移住希望者の夫婦の会話)を視聴し、夫婦の期待・懸念と前回の共有情報から総合的に判断して、班内で合意形成を図りました。発表では解決策の根拠も明確にすることができました。
二回のプログラムを通して、生徒たちは「協働して数多くの情報を収集すること」「協働して多様な視点から解決策を検討すること」が、2年次での「SSH課題研究」に求められる大切な姿勢であることを学びました。
(産業能率大学による『探求学習加速プログラム実施ガイド』の基づいて実施しました)
SSHトレーニングⅠ(1年生)「協働的学習者育成プログラム①情報共有編」に取り組みました
SSHトレーニングⅠ(1年生)の一環として、一昨年から、産業能率大学開発による「協働的学習者育成プログラム」を取り入れています。
自ら社会の課題を発見できる能力を身につけ、協働的学習者となることを目指すことを目的としています。5~6人から成る活動班を編制し、「コミュニケーション能力」を意識しながら、「Y市への移住を希望する夫婦」へ「住まいのアドバイザー」としてどう対応するかという設定のケーススタディに臨みます。
今日は、「協働的学習者育成プログラム」一回目の「情報共有編」に取り組みました。
まず「協働力」についての説明を受け、情報カードを使ったウォーミングアップエクササイズを行いました。次に班内で分担して8つの映像を視聴し、そこから得られた情報を持ち寄り、共有・整理する活動を行いました。最後に発表をし、持ち寄ったたくさんの情報を共有・整理し、利点や改善点などをあげていました。
次回は5月28日(金)に「協働的学習者育成プログラム②合意形成編」に取り組みます。
SSHトレーニングⅠ(1年生)「主体的学習者育成プログラム②」(後編)に取り組みました
5月7日(金)6・7校時のSSHトレーニングⅠ(1年生)で、「主体的学習者育成プログラム②」(後編)に取り組みました。これは、4月30日(金)に実施した問題発見編の続きで、「問題解決編」という設定です。
世の中の事象について問題意識をもって観察し、観察によって得られた事実を多様な視点から解釈し、解釈を踏まえて問題解決のアイデアを発想できる「自ら考えて行動できる人」を育成することを目的としています。前回同様、感染症対策のために3つの特別教室に分かれて、グループ活動を行いました。ウォーミングアップとして、社会問題を解決したソーシャルデザインについて、クイズ形式で学習した後、問題解決ケーススタディに取り組みました。
まずワーキングマザーの動画を視聴し、ママの苦労や困りごとなどの問題事象をみつけ、グループで整理し事実として共有しました。そして感想や意見、気づきを解釈として出し合いました。それを元に抱える問題を「~なのではないか」と書き出し仮説を立てました。その後重要だと思う仮説を取り上げ、解決策を考え、発表を行いました。問題の解決のための意見として、家族で解決できそうなもの、周りの協力が必要なもの、社会として変えていく必要があるものなどたくさんの視点から問題解決策があがっていました。