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グループ 平和学習

10月18日(水)に平和学習を行いました。8月9日の県民祈りの日に併せて実施予定でしたが、台風接近に伴い延期となっていました。

光に向かって這っていけ!~12回生・長崎市長・平和宣言~』
 講師 前長崎市長 田上富久氏

本校の同窓生である田上様から、長崎市長時代の平和活動を通しての思いを在校生に伝えていただいきました。
内容の一部を紹介します。

戦争は大切な人や物を奪い、人々の日常を奪ってしまいます。私たちは戦争について直接話を聞くことができる最後の世代です。戦争を体験した方々は、辛い思いを乗り越え、私たちが同じ思いをしないようにとバトンを渡そうとしてくれています。私たちが知ることの大切さ、伝えていくことの大切さを自覚し、世界に発信することで平和の文化を広げていくことができます。

知らないものを排除する考えが戦争へと発展していきます。

どんな社会にしたいのか?どんな生き方をしたいのか?それを考え、行動に移すことが大切です。自分にとって大切なものは何かを考えながら過ごしていきましょう。最初は小さな光でも、動いていくうちに大きな光になります。自分にとっての光・価値を探し続けましょう。

  

<生徒の感想(抜粋)>私の姉はピースボランティアに参加しており、語りべ活動ができるように志しています。私も誰かに繋いでいける活動に取り組みたいと思っています。今回、田上さんのお話を聞いて伝える媒体や伝える視点が私が考えていたよりもたくさんあることに気付く事ができました。戦争を知る方々が亡くなっていかれる中で、私達の世代だからこそ行える「憎しみではなく事実を伝えていく」平和活動、語りべ活動を主体的に行うことを目標にしようと改めて考えました。