SSH活動情報
〔SSH〕校外サイエンス研修
7月24日(水)、2年生Sクラスの生徒を対象に校外サイエンス研修を行いました。
SSHトレーニングⅢ 課題研究発表
7月10日(水)、3年生が1年次から約1年半かけて取り組んできた課題研究について、集大成となる成果発表を行いました。
第1部のポスター発表では、1・2年生や外部の方に向けて課題研究の成果を発表し、質疑応答を受けました。
第2部の口頭発表では、以下の代表3班がステージ発表を行いました。
①「長崎県の海ごみの状況と海岸漂着特徴」
山口夏輝・菅智哉・山崎環大・古谷颯乃介・村田葵昊
②「社会から児童虐待をなくすための一考察~高校生の虐待に対する理解度調査から~」
沢水千春・大角絆葵・梅本栞奈
③「条件を変えた簡易傾斜モデル」
吉川陽向・金子陽菜・吉武みちる・牧野聖武・原田賢
〔SSH〕キャリア・サイエンス講座Ⅳ(3年生)、キャリア・サイエンス講座Ⅰ(2年生)
6月14日(金)、2・3年生のキャリア特進コースを対象に長崎シビックホールにてキャリアサイエンス講座を実施しました。3年生は昨年度に続き4回目、2年生は初めての講座です。
データサイエンスとキャリアの関連性についての講義を受けたあと、4名の講師の方のこれまでの経験から、
◇キャリア形成で大切にしていること
◇現在の仕事とサイエンスとの関わりについて
◇社会人になってからの継続的な学びについて
などをパネルディスカッション形式で学びました。
最後にグループに分かれて討議を行い、今日の学びで感じたとこやそれぞれの将来についての思いを出し合いました。
【講師】
野口美砂子 NPO法人インフィニティ代表、国家資格キャリアコンサルタント
瀧 信彦 エンゲージメントパートナーズCEO、前メットライフ生命保険会社(株)執行役員長崎本社担当
小橋川直美 長崎大学病院看護師長、アドバンス助産師、国家資格キャリアコンサルタント
下田真太郎 理学療法士LionK代表、百合野病院勤務、認定理学療法士
【生徒の感想】
◇私は今回の講座を聞いて、もっと色々なことにチャレンジしていきたいと思えるようになりました。先生方と今の私の考え方の一番の違いは、リスクを恐れるか恐れていないかでした。私は怒られたり失望されたりすることが怖くて現状維持のことばかり考えていて、失敗するようなチャレンジはしたくないという思いでした。「出来なかったときは出来なかったというデータが取れただけ」という意見にハッとしました。そのことをリスクだと思わないと断言されたことに驚いたのと同時に私もそういう考え方に変えていこうと思いました。
◇初めてあんなに心に残る講座を受けました。私達よりもたくさんの様々な経験をされている方からの話はとても勉強になりました。みなさん生き生きと話しをされていてかっこいいなと思いました。リスクを考えないで行動するという話はこれから色々な場面に出くわす私たちにとってとても学びになりました。
◇知識と経験は人生を豊かにするという言葉がとても印象に残っています。いろいろなことに挑戦し、失敗を恐れずにやることが大切なんだなと気づきました。
◇今回の講座からキャリアとサイエンスの関係性について知ることができました。また4人の方のパネルディスカッションがすごく印象に残りました。特に、精神的な面の話をしていた時に、「しんどい時は成長しているとき」という言葉がありすごく印象に残りました。私は何でも自分ひとりで抱え込んでしまい、精神的に辛い思いをすることがよくあり悩んでいました。この言葉を聞いて「しんどい時は成長している!」というように前向きに捉えることができました。
◇今回の講座を聞いて、将来の夢について改めて考えることができました。特に、辛い道と楽な道があったら辛くて難しい道を選んだほうが良いという言葉が印象に残りました。また、どんな事でも内向きに考えるのではなく、視点を外向きに考えていくことで、今まで気づかなかったことや、新しいことに出会えることを学びました。
◇今回の講座を受けて思ったことは、ありのままを受け止めるということです。人とよく比べてしまうけど、今の自分自身を受け入れて、自分の行動を変えていくことが大切だということが分かりました。やってみないと分からないし、悪い方に向かっても悪いと思わず、失敗しても落ち込む必要もないし、むしろ「成長している」ということを聞いたことによって、物事に対する考え方も柔軟になって安心しました。
SS探究Ⅰ(ガイダンス)
1年生のSSH活動が始まります。
5月14日(火)、スタートにあたってガイダンスを行いました。
・SSHとは
・これから始まるSS探究について
・2~3年生で行う課題研究活動につて
探究・SSH推進課の先生から説明がありました。
これから、科学への興味関心を高め、科学的思考力・判断力を持って社会で活躍できる人になるための授業を行っていきます。広い視野で物事を見る・考えることができ、多角的・総合的に「科学的」な視点で「知る」「気づく」「考える」力をつける、「 南高STEAM 」が本校SSH活動のキーワードです。
生徒が楽しみながら主体的・協働的に取り組むことができる活動を通して多様な力を育て、夢を実現できる南高生へと成長していきます。
〔SSH〕キャリアサイエンス講座Ⅲ(キャリア特進コース)
1月23日(火)、2年生のキャリア特進クラスを対象に『実社会でのものの見方や考え方を体験する』をテーマにキャリアサイエンス講座の3回目を実施しました。講師の平先生が現在実践されている「ボディートーク療法」という治療のツールから、自己分析や医療現場、実生活でのものの見方や考え方を深めていただきました。
「量子物理学からみたメンタルケア」~職業人に必要な視点・視野・視座~
講師 平貴天 氏
元長崎大学医学部第一外科研究班において「免疫とストレス」などの研究に従事。
現在は、量子物理学(理論物理学)や振動医学などを通して、心(精神)と身体のつながりを研究し、ボディートークを実践しながらクライアントのQOL(クオリティー・オブ・ライフ:生活の質)を高めていくことに邁進されている。
[ 生徒の感想 ]
◇病気などに自律神経が関わっていたことや大脳皮質のテクニックなど知らないことが多かった。「実は意識は10%で残りの90%は無意識」というところに一番驚いた。やはり看護師を目指すので、体の機能や体と感情などの関係性を調べて、知ることが大事だと思った。
◇講座を聞いて看護だけでなくいろいろな職業で使えるので私が将来どんな職についても活用していきたい。また、平さんのプロフィールを見ると大人になっても常に学んでいて、それが終わっても気になったことを長い時間がかかっても研究をしていたりしているのを聞いて、私もたくさんの勉強をしないとなと思った。特に、興味のあることから調べて行って知識などを増やしていきたい。
◇今まで知らなかったことや考えてなかったことを聞くことができて少し視野が広がった気がした。今回の講座で考え方や物事のとらえ方をいい方向に持っていけるように日常生活の中で取り入れていきたい。
◇体のつくりなどと同時に心のケアについても少し興味を持ったので、深めていけたらいいなと思う。
◇人生の中で沢山挑戦して、失敗から学ぶことが大切だと思った。視座を高めて自分自身の可能性を広げたい。