SSH活動情報
Sクラス交流会
3月10日に2年6組(Sクラス)と、来年度Sクラスを希望する現1年生が交流会を行いました。
まず初めにSSH海外研修に行った3名の2年Sクラス生徒が、それぞれタイでの体験を、スライドを用いながら発表しました。発表の途中でクイズが出題され、聞いている1年生や2年生は、協力しながらクイズに解答して、とても盛り上がりました。3名の生徒のタイでの経験や得られた知識は、聞く生徒にとってどれも新鮮だったため、発表を夢中で聞いていました。また、昨年Sクラスだった生徒1名(3年生)にも、研究の経験を活かした進学方法についてプレゼンテーションをしてもらいました。大学受験の参考になるとともに、1年生や2年生の今後の探究学習へのモチベーションにもなったと思います。
次に、2年生の研究班から代表で3班、全体で研究発表を行いました。その後、1年生と2年生が少人数のグループを作り、2年生は1年生に、自分たちの研究における体験談やアドバイスなどを伝達しました。1年生としては、先輩たちの話を間近で聞き、勉強のことや研究のことなど、気になることをたくさん質問していました。
1年生は今回の交流会を通して、先輩のかっこいい姿を見たり、来年度への不安が少し解消されたりしたと思います。Sクラスに入ったときに、今回の活動から得たことを活かして頑張っていきましょう。
【科学部・SSH科学部】竹林整備研修会および竹の間伐に行ってきました!
1月25日(日)に、本校生徒6名が、森林ボランティア団体TAKENOENさんから案内いただいた長与町の放置竹林を整備する「竹林整備研修会」に参加しました。
この研修会では、まず午前中に、長崎森林ボランティアセンターの方から竹林の話や整備方法、道具の使い方などを教えていただきながら、TAKENOENや長与町のボランティアの方々とともに竹の間伐や整備に取り組みました。初めての孟宗竹で、その重量と大きさに圧倒されながらも、心地よい汗をかきながら楽しく活動することができました。
午後からは、学んだ技術を生かして実践を行うとともに、竹魚礁用の竹もたくさん切っていただきました。最後は、現地で初めてお会いした南高の大先輩のトラックで、大量の竹を南高まで運んでいただきました。大先輩、本当にありがとうございました!今回、初参加の生徒も「楽しかったです!」「勉強になりました。」と、前向きな感想ばかりでした。
竹に関わる方々とのご縁から、さまざまな広がりが生まれ、可能性も広がっています。いつもありがとうございます!
SSH海外研修(タイ) 参加者の感想
12月16日(火)~24日(水)のSSH海外研修(タイ)の参加者による感想を以下に掲載したいと思います。
・私達はプリンセスチュラポーン科学高校パトムタニ校を会場に開催された「タイ・日本学生科学フェア2025」に参加しました。12月17日(初日)のポスタープレゼン(英語)では、自分の課題研究である「竹魚礁の開発」について、聞きに来てくれた一人一人と近い距離で対話ができました。研究内容を相手の理解度に合わせて説明する大切さを学び、また、質問を受けることで、想定していなかった視点に気づき、研究の改善点も見えてきました。18日(2日目)のスライドプレゼン(英語)では、時間が限られ、その中で要点を整理し、聞き手全体にわかりやすく伝える工夫が求められました。緊張しましたが、スライド構成や話す順序について練り上げることで、内容をうまく伝えられました。両方を経験することで、発表によって伝え方を変える重要性を実感し、英語による発信力を伸ばしたいという気持ちが高まりました。
・12月20日に空路で北部タイのチェンマイに移動し、2日間で「サイアム昆虫園」と「シリキット王妃植物園」を訪れました。昆虫園では、日本では目にする機会が少ない小動物を間近で観察しました。有毒のサソリやタランチュラ、翅のないオオゴキブリ、独特な形態のナナフシ、チョウの幼虫、さらには爬虫類のカメやトカゲとも直接触れ合うことができました。これらの体験を通じ、熱帯種の生態や温帯である日本との環境の違いによる生態系の多様性を体感することができました。続いて訪れた植物園では、タイ特有の熱帯植物が数多く展示されていました。広大な敷地の中で、日本では見ることのできない巨大な植物や色彩鮮やかな植生を詳しく観察し、気候条件が植物の進化に与える影響について理解を深めました。今回の研修施設での活動は、教科書だけでは学べない生命の力強さを実感するすばらしい機会となりました。小動物と植物、それぞれの視点からタイの自然環境に触れたことは、自身の科学的な視野を広げる貴重な財産になっています。
・12月21日の午後にチェンマイからチェンライに移動し、2日間で「淡水養殖研究所」「ドイトン村コーヒー農園」「メコン川観測所」「アヘン博物館」を訪問しました。どの施設でも、日本だけでは知ることのできない多くのことを学ぶことができ、とても貴重な経験になりました。養殖研究所では、自然の中から選ばれた丈夫な魚を、化学飼料を使わずに安全に育てる工夫がされていることを知りました。特に印象に残ったのはティラピアです。ティラピアはかつて日本からタイに紹介された魚で、餌にホルモンを混ぜて性別を調整し、21日間決められた回数で計画的に餌を与えて育てられていました。養殖はただ単純に魚を育てるだけでなく、細かく管理された仕事だということがわかりました。また、淡水サメや世界最大級のプラブックなど、様々な魚が養殖されている点にも驚きました。コーヒー農園では、コーヒーは強い日光を必要とせず、マカダミアナッツの樹林の下のような日陰でも育つことを学びました。さらに、鳥やリスがコーヒーの実を食べて排泄することで森の土壌を肥やすという話を聞き、自然の中で命が循環していることを実感しました。観測所では、メコン川水系の水量や水質、魚や周辺環境の調査を行い、洪水や干ばつを予測して被害を減らす取り組みがなされていることを知りました。また、メコン川は一つの国だけで管理されているのではなく、数か国が協力して管理している国際河川であることを学び、人々の暮らしと自然が国境を越えて深くつながっていると感じました。アヘン博物館では、アヘンがかつては薬として使われていた一方で、依存を生み、戦争をも引き起こしてきた歴史を学びました。展示を通して、麻薬が人生や社会を壊してしまう恐ろしさを強く感じました。今回の研修を通して、自然との関わり方や科学が環境や社会に大きな影響を与えることを学びました。この経験をこれからの課題研究や探究活動に生かしていきたいと思います。
SSH海外研修(タイ)
12月16日(火)~24日(水)、Sクラス(2年6組)の4名がタイを訪問しました。中心となった活動は、タイ王国から招待を受けて参加した「タイ・日本学生科学フェア(TJSSF)」です。首都バンコクの北に隣接するパトムタニ県にある「プリンセスチュラポーン科学高校」のパトムタニ校を会場として開催され、多くのタイの高校生と交流しました。
⇒ 研修の詳細はこちらをご覧ください 研修の詳細.pdf
⇒ 写真はこちら 写真.pdf
【科学部・SSH科学部】竹魚礁第3弾をペンギンビーチに沈めました!
10月に間伐した竹を用いて、水槽と同型の竹魚礁第3弾を作成し、長崎ペンギン水族館さまのご協力のもと、11月26日(水)に、水族館敷地内にあるペンギンビーチに沈めていただきました。この実験では、竹魚礁が海中で魚礁としての役割を果たせるか、緩やかな潮の流れに耐えうる強度があるか等を見ていく予定です。
観察のために、長崎総合科学大学さまより水中カメラや観察モニター、ポータブル電源等をお借りしました。みなさまのご協力のおかげで研究が進んでいます。本当にありがとうございます!今後も、多くの方々のご指導やご助言をいただきながら、若い力で進めていきたいと思いますので、よろしくお願いします。