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SSH活動情報

科学の最前線に触れる講演会(9月10日)講師:米国 ブラウン大学 廣井孝弘 博士

9月10日(水)、ブラウン大学 地球・環境・惑星科学科の廣井孝弘 博士をお招きした「科学の最前線に触れる講演会」を実施しました。廣井博士の専門は隕石と小惑星の鉱物分光学であり、NASAジョンソン宇宙センターで研究員を務めたり、日本の惑星探査ミッションはやぶさ・かぐや・はやぶさ2に共同研究者として参加したりと宇宙科学の最前線で活躍されている科学者です。今日の講演会では、本校生徒に対して興味深い宇宙全般に関する話や廣井博士がかかわった小惑星についての研究内容についてわかりやすく講話をしていただきました。

 生徒から「はやぶさはもちろん聞いたことがあったが自分が生まれる前の話で感動した」や「宇宙という先の見えないような規模の広い話だが、科学の力で私たちが宇宙の謎を解いていっているのが面白いと思った」など振り返っていました。本日はお忙しいなか、本校生徒のためにご講演ありがとうございました。本日の講演で研究の面白さや奥深さを生徒は十分に体験できたました。先生のますますのご活躍を期待しています。

 

Sクラス 第3回 校外サイエンス研修

 9月10日に2年6組(Sクラス)が校外学習に行ってきました。長崎総合科学大学で体験学習をしてきました。今回は生徒の希望に合わせて4つの種類の講座に分かれ、異なる研究室の研究の様子や勉強内容について、体験的に学びました。生徒による感想の一部を以下に取り上げたいと思います。

「あまり見ることのない水槽試験の実験や水中ロボットの操縦など、めったにない良い機会になったと思う。水槽試験の実験では速度によってどのように波の長さや形が変化するのかを実際に見て知ることができてよかった。」

「建築について全く知らなかったので、いろいろ知れてよかったです。また、家の模型作りをしてみて、作るのが思っていたより大変だと分かりました。」

「建築家のすごさが分かった。」

「印象に残ったことはフリスビーや課題提出ロボットを自分で動かしたことです。フリスビーロボットは1個か7個ぐらいを飛ばすことができてすごかったです。」

「船の先端の形の一つで波が変わり、水の抵抗が変わる、という難しい条件の中で工夫を凝らしてより良いものにしようという研究者の方々の底なしの探求心に驚き感銘を受けた。」

 大学での研究に触れながら新しい視点や興味をもつようになった生徒も多いと思います。今後の研究活動や学習に今回の学びを生かしていってほしいと思います。  

【SSH科学部】長崎県高校生アントレプレナーシップゼミ2025SUMMER

 8月31日(日)に開催された高校生アントレプレナーシップゼミ2025SUMMERにおいて、本校3年生池田光毅(3-3)さんと、五島南高等学校3年生の協働チームが見事『最優秀賞』に輝きました!(昨年度に引き続き2度目の最優秀賞!)

 2人はFLOATELとして「海に浮かぶホテル~日常を忘れて非日常を冒険しよう~」のビジネスプランを具体的に考え、実際に行動をしています。社会問題である放置漁船を有効活用しながら非日常を体験できるプランもさながら、高いプレゼン力と実際にビジネスプランが実現可能なのか漁船に泊まってみるなどの行動力も評価されています。今後もこのビジネスプランを深化させていきます。応援お願いします!

【科学部】校外研修(北九州研修)に行ってきました!

 8月20日(水)、21日(木)の2日間、科学部で北九州市へ校外研修に行ってきました。
 1日目の目玉は、北九州市立大学国際環境工学部環境化学工学科での体験授業でした。宮脇准教授による「カップラーメンの残り汁のCOD(化学的酸素要求量)を測ってみよう」という内容で、COD(化学的酸素要求量)から環境への影響を考える学習でした。高校生にも大変分かりやすい説明と実験をしていただき、楽しみながら化学の重要性を改めて感じる貴重な学びの機会となりました。キャンパスツアーでは、素晴らしい学習環境と充実した最新設備に圧倒されました。その後、響灘緑地(グリーンパーク)の熱帯生態園見学では、さまざまな植物と昆虫の様子を間近で見ながら生物分野への興味関心を高めることができました。
 2日目は、北九州市立いのちのたび博物館、スペースLABO、タカミヤ環境ミュージアムに行きました。これらはすべて隣接しており、生物・地学・物理・地球惑星・歴史・環境など幅広い学びが可能で、それぞれの興味関心に合わせて各施設での体験や見学を行いました。

 2日間を通して普段出会うことのできない経験ができ、今後の活動へのモチベーションも向上しました。「課題研究」や「ジュニアサイエンスラボ」などの充実に向けて、みんなで頑張っていきたいと思います。


【Sクラス】38班 竹魚礁のための竹間伐に行ってきました!

8月19日、課題研究38班は、7月に行われた竹魚礁に関する学習会を受けて、独自の竹魚礁作成のため、竹の間伐に行ってきました。

竹林ボランティアでお世話になっている円福寺さんの私有地で、ボランティア団体TAKENOENさんの道具をお借りして、班員全員で竹を切り、同じ長さに揃え、約40本の竹パーツと笹の葉を学校に持ち帰りました。

たくさんの方々のご協力を得ながら研究が進められることに感謝し、今後も研究を続けていきたいと思います。