SSH活動情報
科学研究発表大会
11月5日(土)、長崎県立大学佐世保校で行われた「長崎県高等学校総合文化祭 第22回科学研究発表大会」に出場しました。大学や研究機関と連携しながら専門的に研究を行っている選択SSH班から7グループ、週2時間の授業(SSHトレーニングⅡ)で課題研究を行っている2年生から希望者7グループ、合計14グループが研究の成果を発表しました。審査の結果、2グループが最優秀賞、4グループが優秀賞を受賞しました。発表内容と結果は以下の通りです。最優秀賞を受賞した「機能性食品の研究開発」グループは、全国大会と九州大会に出場します。
最優秀賞 機能性食品の研究開発(生物部門)
最優秀賞 茶葉の可能性(生物部門)
優秀賞 キクイモ焼き菓子摂取が健常高校生の便通に及ぼす影響(展示部門)
優秀賞 組織培養(生物部門)
優秀賞 脂肪測定方法の研究(化学部門)
優秀賞 ビタミンC簡易測定器の製作(化学部門)
優良賞 水生生物を用いた水質評価法日本版平均スコア法の研究(展示部門)
優良賞 長崎県産キクイモの機能性解明実験の検証(展示部門)
優良賞 抗菌物質の探索(展示部門)
優良賞 長崎県農産物を使ったハンドクリームの製作(展示部門)
優良賞 乳酸菌の探索と特性の研究(生物部門)
優良賞 オキシトシン受容体と行動特性(展示部門)
優良賞 福祉のためのロボット制御(物理部門)
優良賞 長崎県農産物の摂取によるマウスの肥満予防効果に関する基礎的研究(生物部門)
ジオパーク研修
10月18日(火)、1年2組の生徒が島原半島ジオパーク研修を行いました。仁田峠展望所から平成新山の溶岩ドームを臨み、眼下に広がる火砕流や土石流の被災域や導流堤、雲仙地溝の南端にある布津・深江断層を見学しました。また、1991年9月の大火砕流で被災した旧大野木場小学校校舎や、雲仙岳災害記念館(がまだすドーム)、焼山を訪れ、雲仙普賢岳噴火災害について学びました。
大学を知る・大学教官による出張講座
10月14日(金)、長崎大学、長崎県立大学、長崎総合科学大学、活水大学の4大学から14名の先生を招き、1年生を対象に特別授業を行いました。生徒は、興味のある講座を2つ選択し、大学・学部の概要、研究内容、卒業後の進路などを学びました。大学について具体的に知ることができ、今後の進路を考える上でとても参考になりました。
SトレⅠ 長崎総科大訪問
9月21日(水)、1年3組の生徒が長崎総合科学大学を訪問し、工学部と総合情報学部の先生から講義・実習受けました。
[講座Ⅰ]医療工学の学びと仕事
[講座Ⅱ]LED照明作成と回路シミュレーションの体験
[講座Ⅲ]ロボットで遊ぼう
[講座Ⅳ]船を造る~造船を学ぼう~
SトレⅠ 長崎県立大学訪問②
9月16日(金)、1年5組の生徒が長崎県立大学を訪問し、情報システム学部の先生から講義・実習を受けました。
[講座Ⅰ]数学は造形物の言語か? [講座Ⅱ]色と光を科学する
[講座Ⅲ]マイコンを使った電子工作 [講座Ⅳ]音楽と数学の密接な関係
[講座Ⅴ]Google Map APIを用いた観光情報マップの作成
[講座Ⅵ]Excelでできる最適化の実践 [講座Ⅶ]暗号を体験しよう
[講座Ⅷ]人工知能の話 [講座Ⅸ]コインゲームの必勝法に潜む数学の世界
SトレⅠ 長崎県立大学訪問①
9月14日(水)、1年1組の生徒が長崎県立大学シーボルト校を訪問し、看護栄養学部健康栄養学科の先生から講義・実習を受けました。
[講座Ⅰ]摂食条件の違いがラットの肝臓グリコーゲンに及ぼす影響
[講座Ⅱ]牛乳の加工調理
[講座Ⅲ]人の身体や生理反応を測定するために~研究と医療の現場から~
[講座Ⅳ]自分の遺伝子のはたらきの特徴を調べてみよう~PCR法によりアルデヒド脱水素酵素2(ALDH2)遺伝子型の解析~
WRO Japan 2016 九州・山口大会
8月28日(日)東海大学熊本キャンパスにおいて、WRO Japan 2016九州・山口地区大会が開催されました。20校38チームのエントリーがあり、本校からは2年生課題研究班から1チーム「チーム南」、1年生選択SSH班から1チーム「きりっち」が参加しました。WROへは2回目の挑戦。2016年度の高校生エキスパート部門の競技は『Waste-Sorting』(リサイクル)がテーマです。今年は、昨年0点に終わった雪辱を果たすべく「必ず得点する」ことを目標に、ロボット開発とプログラミングに取り組みました。
結果は「チーム南」は20点で目標を達成できましたが、「きりっち」は0点で残念な結果となりました。2年生は、この競技を題材にロボット開発を継続し、1年生は来年へ向けて技術を磨いていきます。
SSH関西研修
8月9日(火)~11日(木)までの2泊3日の日程で、1年生19名、2年生1名の20名が参加して、SSH関西研修を行いました。大阪大学では工学部、理学部のオープンキャンパスに参加したほか、工学部中西先生、医学部の内藤先生・佐藤先生の講座を通して大学での研究を知ることができました。また、理化学研究所生命システム研究センター訪問では、最先端の実験装置に触れました。OBとの交流会では、さまざまな経験をつまれた先輩方からの、後輩たちに伝えたい想いを感じることができました。最終日には、SSHの発表会を参観し他の学校の発表を熱心に聞いていました。今回の研修で得た経験を、今後の研究活動や進路選択に活かしていきたいと思います。
SSH海外
7月21日(木)~7月30日(土)の10日間、SSH海外研修(オーストラリア)を行いました。選抜された7名が、オーストラリアのシドニーで、生物や環境に関する研修や現地の高校との交流を行いました。主な内容は以下のとおりです。どの研修に対しても、生徒達は積極的に参加し、日本では経験できない多くの貴重な体験をすることができました。
・アボリジナル文化センターでの研修
アボリジニの人々の生活を、自然との共存という視点から学びました。
・ワイルドライフパーク、シドニー水族館での研修
オーストラリアの固有種を中心に生物の生態に関する学習をしました。
・ホーンズビー市役所訪問
オーストラリアの環境に対する取り組みを、地域政策の観点から学びました。
・ビショイ高校訪問
現地の高校生の前で、SSHの研究発表を行いました。また実際に授業に参加し、現地の高校生の学校生活を体験しました。
・マッコリー大学訪問
オーストラリア有数の名門大学で、施設見学を行い、学校生活についての説明を受けました。
全国SSH生徒課題研究発表会 生徒投票賞受賞!!
8月9日(火)から11日(木)、神戸国際展示場(神戸市中央区)で『平成28年度スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会』が行われ、全国のSSH指定校と過去に指定経験のある高校、海外の高校併せて230校が日頃の研究の成果を発表しました。本校からは、『長崎県農産物の機能性解明と食品開発』の研究班が参加し、2日間のポスターセッションを行いました。全230校の発表の中から、投票によって選ばれる優秀発表校12校に選ばれました。
発表要旨はこちら(PDF)をご覧ください。
SトレⅢ 課題研究発表会
7月6日(水)、3年生がSSHトレーニングⅢ 課題研究発表会を行いました。3年間のSSHの取り組みの集大成として、2年次より取り組んできた課題研究の成果をまとめ、ポスターセッション形式で発表しました。各教科の代表者から研究内容の紹介とアピールを聞いた後、興味がある研究のポスターの前で説明を聞き、質疑・応答を繰り返しながら互いに評価をし合いました。
発表テーマはこちら(PDF)をご覧ください
平成27年度 SSH 課題研究発表会
2月8日(月)、平成27年度スーパーサイエンスハイスクール課題研究発表会を行いました。2年生は、SSHトレーニングの一環で少人数での課題研究に取り組んできました。2月2日(火)の教科別発表会で選ばれた9班と、大学の先生の指導を受けながら、専門的に研究を行っている選択SSH班が発表しました。
選択SSHの部
1.アカハライモリの毒化機構を探る
2.長崎県農産物の機能解析と食品開発
3.肝臓のはたらきと病気について
4.おいしい米パンをつくる
5.自然界に存在する放射線に関する研究
教科代表の部
1.(国語)古代文化~ヒエログリフ~
2.(情報)3Dプリンターの使用について~身近な物品の製作~
3.(理科)歯が溶けるか~乳歯から学ぶ~
4.(数学)あみだくじの数学
5.(数学)タイリング~幾何学模様~
6.“Does doing debate change your personality?”~ディベートをやると人格は変わるのか~
7.(理科)カビに対する殺菌・抗菌作用
8.(地歴)大学街の魅力~大学生にとって住みよい街とは~
9.(保健体育)睡眠について~健康と良い睡眠のつながり~
科学研究発表大会
平成27年度長崎県高等学校総合文化祭第21回科学研究発表会が、11月7日(土)に長崎国際大学で開催され、選択SSHで活動している2年生16名が出場しました。この16名は、1年生の頃から長崎大学や長崎県立大学の先生の指導を受けながら、課題研究を行っています。今回は、これまでの研究の成果を発表し、展示部門で2班が優秀賞を受賞しました。
展示部門
優秀賞「アカハライモリの毒化機構を探る」 山田魁 江島穂乃香 亀田さわか 苑田迅太朗
優秀賞「長崎県産農産物の機能性の解明と食品開発」 中村遼大 山口莉奈 森瑛宏
「肝臓の働きと病気について~非アルコール性脂肪肝炎(NASH)~」 堤皓輝 船橋七美 右田ゆい
「米パンを作る」 岩﨑実乃梨 村山愛茉音 山口未歩
物理部門
「自然界に存在する放射線についての研究」 奥田耕大 下川柚歩 山下健太朗
SSHジオパーク研修
10月13日(火)、1年生全員が島原半島ジオパーク研修を行いました。千々石断層・土石流被災家屋・旧大野木場小学校被災校舎・雲仙岳災害記念館などを見学し、雲仙普賢岳噴火災害に加えて、島原半島の成り立ちや地質、噴火のメカニズムや断層形成のしくみについて学びました。また、現地ボランティアガイドの方から、噴火当時の様子や被災体験、現在の生活についての話を聞くことができました。そこに暮らす人々と自然災害との関わり方や、自然の恵みと人々の暮らしについて知り、活火山と人との共生について学びました。
化学まつり
9月19日(土)に長崎大学工学部で行われた「化学まつり2015~めざせ!未来のノーベル化学賞~」に科学部8名が参加しました。“発泡剤をつくって浮き沈みする潜水艦をつくろう”というテーマの実験を子どもたちに体験してもらいました。
SSH関西研修
8月4日から2泊3日で関西方面へ1年生選択SSH班の代表生徒が研修に出かけました。最先端の科学技術に触れ、研究に対する考え方を学んだり、全国生徒発表会の参観を行うことでこれからの自分の研究の参考にしました。
詳しくはこちらをご覧ください(PDF)
SSH合宿
6月19日(金)から1泊2日の日程で、1年生選択SSH班25名が合宿を行いました。水産施設の見学や長崎大学の先生による講義・実習を通して、海洋環境に関する知識を深めました。
SSH オーストラリア海外研修
7月21日(火)~30日(木)まで、オーストラリアで海外研修を行いました。
オーストラリアジーロングでホームステイしながらオベロン高校での授業参加や日本で行っている研究のプレゼンテーションを中心に、フランクストンのモナシュ大学での講義、留学生徒のディスカッションなど様々なプログラムが組まれていました。
本年度は事前研修を充実させ、よりよい海外研修ができました。
SSH全国生徒研究発表大会
全国のSSH研究指定校からの代表生徒がポスターセッションを行い、指定3年目の学校から選ばれた代表校がステージでの発表に臨みます。
写真はポスターセッションの会場の様子です。南高からの代表生徒は親切遺伝子について発表を行いました。
SSH中間発表会
SSHの研究指定3年目を迎え、7月20日に中間発表会を行いました。選択SSH班と3年生の代表班は、これまで行ってきた課題研究の成果を発表しました。また、本校23回生の八十島安伸先生(大阪大学大学院人間科学研究科准教授)に記念公演をしていただきました。