SSH活動情報
《再掲》【Sクラス】パサージュ琴海のビワで課題研究頑張ります!
6月4日(水・代休日)に、Sクラスに所属する課題研究40班の生徒3名が琴海町にあるパサージュ琴海を訪問し、課題研究に利用するビワを採取させていただきました。
パサージュ琴海には広大な果樹園があり、長崎県の特産品であるビワの木もあります。無農薬なのに豊かに実っていました。このビワを用いて、社会に役立つものを作りたい、というのが40班の思いです。うまくいくように頑張ります!
【科学部】佐賀県立宇宙科学館「ゆめぎんが」へ行ってきました!
7月20日(日)は、科学部校外学習の一環として、佐賀県立宇宙科学館「ゆめぎんが」へ行ってきました。夏休みということもありお客さんも大勢いましたが、地球発見ゾーン・佐賀発見ゾーン・宇宙発見ゾーンのそれぞれで体験を交えながら宇宙や地球、環境について学びを深めました。重力の違いや地震を体験するマシーンは特に印象に残りました!
【科学部】「ジュニアサイエンスラボ」を開催しました!
7月19日(土) 13:30~15:00 に、中学生を対象とした科学教室「ジュニアサイエンスラボ」を開催しました。
今回のテーマは「食と科学」で、①酸と塩基、②液体比重、③コロイド、④カルメ焼き の4つの内容をついて、クイズや実験を通して中学生と南高科学部が一緒になって科学の面白さを体験しました。参加してくれた中学生のみなさん、ありがとうございました!
南高では、オープンスクールや文化祭でもミニバージョンの「ジュニアサイエンスラボ」を開催していますが、年1回は科学部単独イベントとして夏休みに開催しています。中学生の自由研究にも役立つイベントになっていますので、よかったらぜひ参加してください!
Sクラス校外研修①(長崎大学情報データ科学部・シーエーシー)
6月11日に2年6組(Sクラス)が校外学習に行ってきました。昨年新しくできた長崎スタジアムシティのオフィス内の株式会社シーエーシーと長崎大学情報データ科学部NUTICキャンパスの見学に行ってきました。
株式会社シーエーシーでは、様々な需要を元請けすることで多くのプロジェクトに挑戦していることを知りました。仕事内容はシステム開発ですが、文系出身者もお仕事をされているようです。
また、実際に成果物を見させていただきました。AIを使って画像の中に含まれる釘の数を数えることができたり、設定した仕切りをまたいで移動した人の数を数えることができたりするのを見せてもらって、どのような利用方法があるか考えるなどしました。生徒たちはとても興味を示していて、熱心に話を聞いていました。中でも一番盛り上がったのはAIを使った、表情からの感情識別です。
生徒たちは、ゴリラの感情も学習させられるか、マスクや眼帯を付けていても識別が可能かなど、気になることをたくさん質問していました。
長崎大学情報データ科学部NUTICキャンパスでは、情報データ科学部における学習の様子を体験しました。講師の先生が、教育工学の専門であり、教育において情報技術を取り入れることの実践例を知ることができました。例えば、原爆の投下前の街並みを立体模型で再現してVR(バーチャルリアリティー)の世界で実際にその街並みを体験することができるものがありました。また、原爆投下後の様子も見ることができるよ
うになっていて、原爆を実際に起こったこととして感じることができるというものでした。他にも、長崎大水害の水流の様子を体験して水害対策について考えることに活用したり、メタバースをつなげたVR空間であるマルチバースを活用した学習的な交流を可能にしたりするなど、いろいろな研究を紹介していただきました。実際にそれらの技術に触れる機会があり、どれもクオリティーがとても高かったため、生徒たちは感心している様子でした。
今回の校外学習では、AIやVRなど、最新の技術について知るとともに、システム開発の企業での活動や、大学での情報データに関する研究の様子について考えるきっかけとなりました。
S探①:海外研修報告会
6月17日(火)のSS探究Ⅰ(1年生)で「熱帯探究!」と題し、海外研修報告会を実施しました。
昨年度の12月にSSH海外研修に参加した3年生4名が、訪問国であるタイでの体験を通して学んだことを、「探究クイズ」を交えながら、パワーポイントを使って4名が交代で報告しました。
「動物編」と「植物編」に分け、絶滅危惧種のトラや万能植物のココヤシなどについての質問に対して、1年生が周囲と意見を交わしながら、積極的に答を選んだり、考えたりしていました。
今回の報告会を通して1年生は、先輩達の意欲的な活動を知り、他国の科学事情への興味を深め、科学の視点からの「国際性」への意識を高めることができました。
これからの探究活動に活かしていくことを望みます。
SS探究II ピア発表会
6月18日(水)SS探究Ⅱの時間に、2年生の課題研究全61班がピア発表会を行いました。1教室当たり7班~8班が順に発表と質疑応答を行う形で進め、その後、各発表に対するコメントを記入してお互いに交換しました。
研究を始めてまだ数ヶ月のため、未熟な点もありましたが、生徒や職員からの質問や感想から研究内容や方法などの課題点や工夫すべき点などが明らかになるとともに、プレゼンテーション力向上の学びも同時に得ることができました。
また、本校のSSH事業の一つである「探究の蕾レッスン」で課題研究補助に携わる長崎大学の学生ボランティアさんも積極的に具体的な質問をしてくださり、研究を進めるうえで必要になる視点や具体的なアドバイスをいただくことができました。
今後は、各班とも内容の深化や外部連携に力を入れながら研究を進めていきます。
SS探究Ⅰ「協働的学習者育成プログラム」
令和7年6月10日(火)、1年生のSS探究において、「協働的学習者になるためのプログラム」を行いました。
長崎の具体的な地域課題を題材とし、チームで協働して、個々人が持つ情報や考えを共有したり、チーム全員が納得することを目指し、ケーススタディに取り組みました。題材にはさまざまな情報があり、情報共有の難しさを体感したチームがありました。また、皆の納得を得る話をすることは、日頃の学校生活にも通じることがあり、今回の授業が日常生活とつながった生徒たちが多くいました。
SS探究Ⅰ 主体的学習者育成プログラム 問題発見編
令和7年5月27日(火)、1年生のSS探究において、「主体性を高めるプログラム」を行いました。
自ら社会の課題を発見できる能力を身につけ、自ら考え行動できる人となることを目指し、ケーススタディに取り組みました。
SS探究Ⅰ タブレットPC活用講座
1年生は、5月20日(火)にタブレットPC活用講座を実施しました。
ファイル管理やTeamsの基本機能など、日常的にタブレットを活用するための基本技術を身に着けるための説明・実習がありました。
SS探究Ⅰ ガイダンス
1年生のSSH活動がスタートします。
5月13日(火)は、スタートにあたってガイダンスを行いました。
これから、科学への興味関心を高め、科学的思考力・判断力を持って社会で活躍できる人になるための授業を行っていきます。
校外サイエンス研修
2月14日(金)に理系Sクラス(2年6組)が大村市の「長崎県環境保健研究センター」を
訪問しました。この研修は、「地元の科学関連施設を訪問し、実体験を通して先進的な科学技
術や研究方法を学ぶことより、科学への関心と探究活動への意欲を高め、SSH課題研究を進
める上での一助とする」ことを目的に実施し、今回が今年度3回目となります。この訪問で
は、地域における環境・保健衛生に関する公的な調査研究という重要な役割を果たしている
現場を見学し、続いて「放射性物質測定」「溶存酸素濃度測定」「遺伝子増幅産物電気泳動」
「酵素結合免疫吸着測定」の4班に分かれ、所員の方々のご指導のもと、最先端の実験を体験
しました。生徒達にとっては、知的好奇心が高まり、科学実験の楽しさを知る貴重な機会とな
りました。
SSH海外研修
12月18日(水)~25日(水)、科学部4名(2年生)がタイを訪問しました。中心となった活動は、タイ王国から招待を受けて参加した「タイ・日本学生ICTフェア(TJSIF)」です。マレーシアとの国境に近いタイ南部サトゥン県にある「プリンセスチュラポーン科学高校」のサトゥン校を会場として開催され、多くのタイの高校生と交流しました。
〔Sクラス〕沖縄科学技術大学院大学訪問(修学旅行)
12月11日(水)に理系Sクラス(2年6組)が、修学旅行〔12月10日(火)~13日(金)〕の中で「沖縄科学技術大学院大学(OIST)」を訪問しました。OISTは2011年に設立された、5年一貫制博士課程の大学院大学で、50以上の国から研究者が集まり、先駆的かつ学際的な研究が行われており、SSH向けの「SEEDプログラム」も設けられています。この訪問・研修での実体験を通して、生徒達は探究活動への意欲を一段と高めることができました。
課題研究中間発表(2年生)
11月15日(木)に課題研究の中間発表会を行いました。
2年生(63回生)は、1年生の後半からテーマ設定や班編成を行い、4月から本格的に課題研究を開始しました。これまでの研究で得られた成果や今後の方針についてポスター発表を行い、外部審査員の先生や本校職員、在校生からの質問に答えたり助言をもらったりすることで、さらなる研究の深化につなげます。
初めてのポスター発表に戸惑う姿も見られましたが、回数を重ねるごとに発表も上達していました。発表3分、質疑・助言2分という限られた時間の中で、様々な視点からたくさんの助言を得ることができ、とても有意義な時間となりました。
また、参観者として参加した1年生は、先輩方の発表から今後の課題研究のテーマ設定のヒントを得ることができました。今週から「探究力向上講座」が始まり、テーマ設定やリサーチクエスチョンの立案について学んでいきます。
〔SSH〕キャリア・サイエンス講座Ⅱ(キャリア特進コース)
10月31日(木)2年生のキャリア特進クラスを対象にキャリア・サイエンス講座を実施しました。
地元長崎の大学の先生方やそれぞれの現場で活躍されている方々から、今の学びと将来の学びとの繋がりや科学と実生活との関わりを学び、体験することを通して、キャリアプランニング(自己実現と社会貢献意識)や課題対応力(自然や社会の課題に気づく力)の向上を目的とし、進路希望に合わせて、看護系と地域貢献系に分かれて校外研修を行いました。
(1) 「 体位変換 」
長崎県立大学看護栄養学部看護学科 三重野 愛子 准教授 他
(2) 「自己のキャリア形成と地域貢献活動を両立させる一考察」
「チエノワ」共同経営者 寺澤 祥 氏
【生徒の感想】
・OODAループ:観察→判断→意思決定→実行 これからの人生で様々なことを判断する場面がある中で、自分には何ができるか。周りにはどのような影響が出るかなどを考えて生きていきたいです。
・固定化された生活だけでなく、いろんなことに挑戦していきたいと思いました。
・小さなことでも行動することで、地域の方との関わり、貢献することができるという考え方が良いなと思いました。
・高校や大学の看護科のオープンスクールなどで実習を見たりしたことはあったけど、あんなに近くで長い時間見ることは初めてだったので、すごく貴重な体験でした。たくさんのわからない医療用語を話していて学生のみなさんはとてもかっこよかったです。体位変換では実際にグループの人たちが取り組んでいる時、説明で見た時よりもすごく苦戦していて、本当に難しいんだなと感じました。1回の説明でたくさんのメモをして実践する力やたくさんの用語を覚え、しかも根拠も書かなくてはならない、本当にたくさんのことを勉強しなければならないと改めて実感しました。このようなことが直接体験できたことが財産になりました。ありがとうございました。
・講義で学んだ看護の基本で特に印象に残ったのは「看護とは回復するまでの心理的なケアをすること、患者の声に耳を傾けることが大切」「誰でもできることではなく、看護師にしかできないことをする」といった言葉でした。また、実習では1回のデモンストレーションで即座にメモを取り学んでいました。今回のテーマは「体位変換」でしたが、一つ一つの変換を説明するスピードが速く、難しいので、理解するのがとても大変そうに見えました。学生さんは自分のメモを見ながら班の人と協力して笑顔で実習に取り組んでいました。
R6未来デザインスクール
10月22日(火)産官学より講師約47名(大学33、研究機関2、企業6、官公庁6)を迎えて未来デザインスクールを開催しました。先駆的や研究や取組を講師とのポスターセッションや研究に関わる対話から学び、社会への科学の貢献について理解を深めました。
1年生は進路選択や来年取り組む課題研究のテーマ設定に関する視野を広げることができ、2年生は現在取り組んでいる課題研究をより深化させるための具体的なアドバイスやヒントをもらうことができました。
【 生徒の感想(1年生) 】
◇非常に有意義な時間になった。積極的に質問することによって、それに応じた回答を得ることができ、自分の興味を深く追及するきっかけとなった。
◇様々な分野の講師の方からお話を聞くことができました。自分の興味のある研究や将来的にかかわってきそうな研究のお話を聞くことができていい経験ができたと思っています。
◇一人一人が研究やその仕事に対しての熱意が伝わり尊敬しようと思ったし、いろんな事に興味が出て今後の進路も選択肢が広がったので良かったです。
◇学びになった部分が多く新しい視点の向け方や考え方なども学ぶことができてとても楽しく、いろいろと参考になりました。今後の課題研究などにも生かしていきたいです。
◇今まで研究というと難しいものばかりというイメージがあったが、今回この体験をしてみて以外に身近なことに関連するものが多くどれも面白いものばかりでより関心深まった。
◇研究を聞いてその研究の詳細を知るだけでなく問いの立て方や実験する上での工夫、実験の進め方など多く学ぶことができて本当に貴重な体験になったなと感じた。
【校外サイエンス研修】
10月18日(金)に理系Sクラス(2年6組)が諫早市の「ソニーセミコンダクタマニュファク
チャリング株式会社長崎テクノロジーセンター」を訪問しました。この研修は、「地元の科学
関連施設を訪問し、実体験を通して先進的な科学技術や研究方法を学ぶことより、科学への関
心と探究活動への意欲を高め、SSH課題研究を進める上での一助とする」ことを目的に実施
し、今回が今年度2回目となります。この訪問は「NEXT長崎人材育成事業」として県高校
教育課からの協力のもと、半導体(CMOSイメージセンサー)の開発や製造の実際の現場を
見学し、また、本校卒業生(32回生)から講話をいただきました。生徒達にとっては、最先端
技術の開発というキャリアについて具体的に知ることができ、科学人材を目指す意欲を向上さ
せる絶好の機会となりました。
SS探究Ⅰ サイエンス講座
9月24日(火)、1年生を対象にサイエンス講座を実施しました。
企業や研究機関の専門家から先進的な科学技術や科学と生活の関わりを学び、2年生から取り組む課題研究における課題対応力(自然や社会の課題に気づく力、研究テーマを自ら設定・計画する力)の向上を図ることを目的としています。
生徒たちは興味・関心の高い講座を選択し、講師の先生の話を熱心に聞きながら、ワークや実験・実習に取り組みました。
[ 講座・講師 ]
1「感染症とたたかう~最高レベルの感染症実験施設とともに~」
長崎大学高度感染症研究センター教授 好井健太朗
2「蚊の生態・飼育と誘引実験」
アース製薬株式会社課長補佐・管理薬剤師 山本美由紀
【オンライン】有吉立(マイスター)・浅井一秀(係長)・萩原北斗(主任)
3「インタビューやアンケート調査をもとにしたデータ分析について」
活水女子大学看護学部教授 岩瀬貴子
4「ヴェルカのキャッチコピーを考えよう!」
株式会社長崎ヴェルカ役員 田河毅宜
5「オープンイノベーションのプラットフォーム」
株式会社アドミン代表取締役 山口知宏
6「建築とまちの文化」
株式会社HAG環境デザイン代表 橋口剛(活水女子大学健康生活学部生活デザイン学科特任准教授)
7「国語・英語・社会へのデータ利活用~どんな科目でもデータ分析できるんです~」
長崎県庁統計課利活用支援班主任主事 山口雄介
8「情報リテラシーを高めよう!正しい情報を見抜くためのコツとは…」
フリーアナウンサー 大村咲子
〔SSH〕校外サイエンス研修
7月24日(水)、2年生Sクラスの生徒を対象に校外サイエンス研修を行いました。
SSHトレーニングⅢ 課題研究発表
7月10日(水)、3年生が1年次から約1年半かけて取り組んできた課題研究について、集大成となる成果発表を行いました。
第1部のポスター発表では、1・2年生や外部の方に向けて課題研究の成果を発表し、質疑応答を受けました。
第2部の口頭発表では、以下の代表3班がステージ発表を行いました。
①「長崎県の海ごみの状況と海岸漂着特徴」
山口夏輝・菅智哉・山崎環大・古谷颯乃介・村田葵昊
②「社会から児童虐待をなくすための一考察~高校生の虐待に対する理解度調査から~」
沢水千春・大角絆葵・梅本栞奈
③「条件を変えた簡易傾斜モデル」
吉川陽向・金子陽菜・吉武みちる・牧野聖武・原田賢