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SSH活動情報

SSH課題研究発表会

7月9日(金)SSH課題研究発表会を行いました。これは、3年生全員が1年次より取り組んできた課題研究の成果を発表することで互いの研究成果を評価し会う機会とし、SSHトレーニングⅠ・Ⅱ・Ⅲへの取組の集大成とすることを目的として、本校体育館で行いました。

 第1部は口頭発表を3班が行い、生徒はライブ配信を教室で視聴しました。第2部は3年生全68班(環境科学23、生活科学23、産業科学22)がポスター発表を行い、1,2年生は各班から説明を受け質疑応答を行いました。

長崎大学熱研夏塾2021

7月11日(日)長崎大学熱帯医学研究所主催の「熱研夏塾2021」を、16名の生徒が受講しました。全国4大学の感染症研究者の話と質疑で、感染症に関する知識や研究者の取組を学びました。 

生徒の感想より

〇デングウィルスとマラリアはどちらも蚊が媒介しているにも関わらず、種類によって運ぶ対象が異なるという話に興味が湧きました。

〇貧困や平等といったところも感染症をなくしていくためにとても重要なのだと実感しました。

〇ワクチンなど身近になってきているもののはなしを多く聞けてとても興味が湧きました。

〇生物の授業で習ったことが、研究の話の中で登場し、また興味深い話や普段聞けない話が聴けて有意義な時間でした。

 

 

 

SSHトレーニングⅡ(2年生)は課題研究に取り組んでいます

SSHトレーニングⅡ(2年生)は毎週火曜日の6・7時間目に行っています。2~6人の67班に分かれて、それぞれが設定したテーマに関する課題研究に取り組んでいます。本日6月15日は理科の初任者研修で来校された先生方が見学し、いくつかの班には、取り組んでいる内容を説明してもらいました。11月9日には課題研究中間発表会を行う予定です。

 

SSHトレーニングⅠ(1年生)「協働的学習者育成プログラム②合意形成編」に取り組みました

本日5月28日(金)の6、7校時、SSHトレーニングⅠ(1年生)で、「協働的学習者育成プログラム」二回目の「合意形成編」に取り組みました。目的は、地域課題を題材とし、協働的学習者として、チームで共有した個々人の情報や考えをもとに、課題解決に向け、合意形成を図り、一つの結論に導くことを目指すことです。

まず映像(移住希望者の夫婦の会話)を視聴し、夫婦の期待・懸念と前回の共有情報から総合的に判断して、班内で合意形成を図りました。発表では解決策の根拠も明確にすることができました。

二回のプログラムを通して、生徒たちは「協働して数多くの情報を収集すること」「協働して多様な視点から解決策を検討すること」が、2年次での「SSH課題研究」に求められる大切な姿勢であることを学びました。

(産業能率大学による『探求学習加速プログラム実施ガイド』の基づいて実施しました)

  

SSHトレーニングⅠ(1年生)「協働的学習者育成プログラム①情報共有編」に取り組みました

SSHトレーニングⅠ(1年生)の一環として、一昨年から、産業能率大学開発による「協働的学習者育成プログラム」を取り入れています。

自ら社会の課題を発見できる能力を身につけ、協働的学習者となることを目指すことを目的としています。5~6人から成る活動班を編制し、「コミュニケーション能力」を意識しながら、「Y市への移住を希望する夫婦」へ「住まいのアドバイザー」としてどう対応するかという設定のケーススタディに臨みます。

今日は、「協働的学習者育成プログラム」一回目の「情報共有編」に取り組みました。

まず「協働力」についての説明を受け、情報カードを使ったウォーミングアップエクササイズを行いました。次に班内で分担して8つの映像を視聴し、そこから得られた情報を持ち寄り、共有・整理する活動を行いました。最後に発表をし、持ち寄ったたくさんの情報を共有・整理し、利点や改善点などをあげていました。

  

次回は5月28日(金)に「協働的学習者育成プログラム②合意形成編」に取り組みます。

SSHトレーニングⅠ(1年生)「主体的学習者育成プログラム②」(後編)に取り組みました

 5月7日(金)6・7校時のSSHトレーニングⅠ(1年生)で、「主体的学習者育成プログラム②」(後編)に取り組みました。これは、4月30日(金)に実施した問題発見編の続きで、「問題解決編」という設定です。

 世の中の事象について問題意識をもって観察し、観察によって得られた事実を多様な視点から解釈し、解釈を踏まえて問題解決のアイデアを発想できる「自ら考えて行動できる人」を育成することを目的としています。前回同様、感染症対策のために3つの特別教室に分かれて、グループ活動を行いました。ウォーミングアップとして、社会問題を解決したソーシャルデザインについて、クイズ形式で学習した後、問題解決ケーススタディに取り組みました。

 まずワーキングマザーの動画を視聴し、ママの苦労や困りごとなどの問題事象をみつけ、グループで整理し事実として共有しました。そして感想や意見、気づきを解釈として出し合いました。それを元に抱える問題を「~なのではないか」と書き出し仮説を立てました。その後重要だと思う仮説を取り上げ、解決策を考え、発表を行いました。問題の解決のための意見として、家族で解決できそうなもの、周りの協力が必要なもの、社会として変えていく必要があるものなどたくさんの視点から問題解決策があがっていました。

     

SSHトレーニングⅠ(1年生)「主体的学習者育成プログラム①問題発見編」に取り組みました

一昨年度から、SSHトレーニングⅠに、「主体的学習者育成プログラム」と「協働的学習者育成プログラム」を取り入れています。 これは、文部科学省の支援を受けて産業能率大学が研究開発した『探究学習加速プログラム』に従って実施しているものです。初年度は産業能率大学の小野田教授に指導を受けて実施しましたが、今年度は実施ガイドラインに基づいて、本校の教員がファシリテーターとなって取り組んでいます。

 第1回目となる今日は、「主体的学習者育成プログラム」の「問題発見編」で、大テーマを【自ら考える力の育成】と設定し、

・世の中の事象を問題意識をもって観察することができる力

・観察によって得られた事実を多様な視点から観察できる力

を身につけることが目標です。

 感染症対策のため、1年生6クラスを3つに分けてそれぞれ特別教室での実施しました。生徒たちは、グループ活動に積極的に取り組んでいました。

 

      

 

次回は、「主体的学習者育成プログラム②」の「問題解決編」を5月7日(金)に実施します。

SSHトレーニングⅡの文理協働研究が、U-18最優秀賞を受賞しました!

 2021年3月21日(日)にZOOMによるオンラインで開催されたCIEC(コンピュータ利用教育学会、会長:若林靖永 京都大学経営管理大学院経営研究センター長)の春季カンファレンス2021において、SSHトレーニングⅡの研究班(江頭翔、福田紬杏、小川碧、島内結和)が「遅れが発生しにくい路線バス運行経路の検討」の研究でU-18最優秀賞を受賞いたしました。 この賞は、CIEC春季カンファレンス2021に応募した18歳以下の論文および口頭発表において、論文では、先行研究調査、独創性、研究の手順、定量的・定性的な分析、実証性・論理性・発展性・将来性などの観点から、また、発表においては、スライド、研究の理解度、質疑・応答、話し方などの観点について審査され、1点が選ばれるものです。

 昨年のPCカンファレンス2020でSSHトレーニングⅢ 29班の「学生論文賞」受賞に続き、全校生徒が取り組んでいるSSHトレーニングでの課題研究班が2年連続で最優秀となりました。

詳細:CIEC春季カンファレンス2021表彰

受賞した班員 オンライン発表の様子オンライン発表の様子