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SSH活動情報

SSH関東研修

8月2日(水)~4日(金)、1年生10名が関東研修を行いました。大学や研究所、博物館を訪問し、農学と工学を中心に幅広く科学に関する知識身につける研修を行いました。農業の変遷や今後の課題、最先端の医療用ロボット開発、橋に関する研究などたくさんのことを学ぶことができました。難しい内容もありましたが、生徒たちは一生懸命メモをとりながら、積極的に質問をしていました。
長崎では得られない貴重な経験をすることができ、充実した研修となりました。

【主な工程】
8/2(水) 東京農工大研修
8/3(木) つくば研修(食と農の科学館・サイバーダインスタジオ・国土技術政策研究所)
8/4(金) 国立科学博物館見学・日本科学未来館見学

 

SSH成果発表会

7月9日(日)、長崎ブリックホールでSSH成果発表会を行いました。本校は、平成25年度から文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定を受け、5年目を迎えます。発表会では、これまでの取組の報告と、JAXA職員による特別講演、課題研究ポスターセッションを行いました。たくさんのご来場ありがとうございました。
【内容】
◎海外研修報告
◎生徒課題研究発表
「長崎県農産物の機能性解明と食品開発」
「キクの花弁培養」
「Minami Model United Nations」~模擬国連の開催を通じて、国際問題の解決をはかる~
◎特別講演
宇宙航空研究開発機構(JAXA) 中沢孝 氏
『人類の宇宙進出の歴史と将来の展望』
◎課題研究ポスターセッション

SトレⅡ 出張講義

6月20日(火)、理系の生徒と選択SSH班の生徒に対して、研究機関や企業等で研究・開発に携わる方から研究の様子や研究者としての歩みなどについて講義をして頂きました。

長崎県工業技術センター 基盤技術部電子情報科 専門研究員 小笠原耕太郎氏
「3D CADとものづくり研究の様子」

信栄工業有限会社 代表取締役社長 樫山和久氏
「中小企業における商品及び技術開発の必要性」

 

 

 

 

 

 

 

 

信栄工業有限会社 代表取締役社長 樫山和久氏
「中小企業における商品及び技術開発の必要性」

SトレⅡ 留学生交流

5月30日(火)、2年生文系の生徒が長崎大学の留学生と交流会を行いました。長崎の歴史や文化に関するポスターを作成し、英語でプレゼンテーションを行いました。韓国、オランダ、スイス、パキスタン、モンゴル、インドネシア、ブルネイなど様々な国の方との交流を通して、英語でコミュニケーションをとる難しさと楽しさを学びました。

日本植物生理学会全国高校生研究発表大会 最優秀賞受賞

最優秀賞受賞!!!日本一!!!
『キクの花弁培養』
3月18日(土)、鹿児島大学郡元キャンパスで行われた第58回日本植物生理学会全国高校生研究発表大会に参加しました。全国から書類審査を通過した32校 約200名が一堂に会してポスターセッションを行いました。学会の専門家による審査が行われ、本校の研究『キクの花弁培養』が日本一である最優秀賞を受賞しました。

この研究は、キクの花びらから再生個体クローンを作り出す研究で、SトレⅡの課題研究で取り組んできました。難度の高い実験を身近にある段ボールや除菌スプレーを使って行い、高い精度で成功していることが評価されて最優秀賞を受賞しました。生徒は「自分たちの研究発表が評価されてうれしい。」「何度も失敗し、試行錯誤した苦労が報われた。」と喜んでいます。

~研究生徒紹介~

2年

前濱かんな・加藤崇太・松尾瑞紀・安井秀郎・池田理紗・白鞘芽衣

杉優奈・田崎円都華・廣田凌子・山口茜

1年

岩田遥貴・前田祐希・嶋崎涼介・村瀬寿安・大瀬隼斗・別所陽平

SSH課題研究発表会

2月6日(月)の平成28年度スーパーサイエンスハイスクール課題研究発表会では、代表として選ばれた7つの班に加えて、大学の指導を受けながら専門的に研究を行っている選択SSH班が発表を行い、これまでの研究の成果を発表しました。

2年生はSSHトレーニングで課題研究に取り組んでいます。1年生の3学期に進路系統別少人数グループに分かれてテーマ設定を行い、2年生の4月から約1年間かけて研究を行ってきました。1月31日(火)のSSHトレーニングⅡの時間に「医療・保健・生命科学」「工学」「国際」「経済・法」「教育」の5つに分かれ、分野系統別に課題研究発表会を行い、それぞれの代表を選出しました。

発表テーマは以下の通りです。

【選択SSHの部】

1.オキシトシン受容体と行動特性

2.福祉のためのロボット制御

3.長崎県農産物の摂取によるマウスの肥満予防効果に関する基礎研究

4.自作半導体ガスセンサーによる生活臭のモニタリング

5.長崎県農産物の機能性解明と食品開発

【分野別代表の部】

6.学力と環境(教育)

7.環境と経済の関わり(経済・法)

8.茶葉の可能性(生命科学)

9.地震に強い建築構造の研究(工学)

10.Minami Model United Nations~模擬国連の開催を通じて国際問題の解決策を探る~(国際)

11.圧力と水鉄砲(工学)

12.組織培養(生命科学)

SトレⅠ たらみ・環境保健センター訪問

12月9日(金)、1年6組はたらみ工場と環境保健研究センターを訪問しました。午前中はたらみ工場に行き、ゼリーが出来る工程を見学し、おみやげもいただきました。午後からは大村の環境保健研究センターへ行き、水の中の酸素を図る実験を行いました。難しい実験でしたが、最後に液体の色が変わる瞬間は体験興味深かったです。特に理系を希望している生徒には大きな刺激となったようです。

SトレⅠ ペンギン水族館・放射線影響研究所訪問

12月6日(火)、1年4組は、午前中ペンギン水族館、午後蛍茶屋にある放射線影響研究所を訪問しました。ペンギン水族館では水族館の博物館的機能等について1時間講義を聞いた後に、10人程度のグループで館内を回りました。バックヤードで説明を聞くことで、水族館を運営するための仕組みや苦労を知ることができました。放射線研究所では、長崎人として知っておかなければならない原爆の話や研究所が果たしている役割等についての話を聞き、臨床検査についての体験等をさせていただきました。

SトレⅠ 下水処理場・環境保健センター訪問

11月14日(月)、1年7組は東部下水処理場と環境保健研究センターを訪問しました。東部下水処理場では、化学反応等を利用した下水処理の方法を説明してもらいました。環境保健研究センターでは、バイオディーゼル燃料の実験を行いました。身のまわりで化学が利用されていることを知り、化学への興味・関心が高まった生徒が多かったようです。

バイオ甲子園2016 最優秀賞受賞!!

最優秀賞受賞!!!日本一!!!
『長崎県農産物キクイモの機能性解明と食品開発』
食品、環境、生態、畜産、水産、遺伝、化学など、広くバイオ(生物)に関連する研究成果を競う高校生のコンテスト『バイオ甲子園2016』が、11月19日(土)に熊本市国際交流会館で行われ、全国の応募の中から、予備審査を通過した9校が本選に出場しました。審査の結果、本校生の研究『長崎県農産物キクイモの機能性解明と食品開発』が最優秀賞を受賞し、日本一に輝きました。

この研究で、長崎県農産物であるキクイモに、肝臓コレステロール低減、便通改善、脂肪排泄効果があることを、マウスの飼育実験によって実証しました。さらに、諫早市の企業の協力を得てキクイモを用いた食品開発を行い、ヒトへの効果を検証しました。本校生40名を被験者とし、1日2回の摂取を4週間続けた結果、ヒトの便通に効果があるという結果を得ました。