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SSH活動情報

SSHトレーニングⅠ(1年生)「主体的学習者育成プログラム①問題発見編」に取り組みました

一昨年度から、SSHトレーニングⅠに、「主体的学習者育成プログラム」と「協働的学習者育成プログラム」を取り入れています。 これは、文部科学省の支援を受けて産業能率大学が研究開発した『探究学習加速プログラム』に従って実施しているものです。初年度は産業能率大学の小野田教授に指導を受けて実施しましたが、今年度は実施ガイドラインに基づいて、本校の教員がファシリテーターとなって取り組んでいます。

 第1回目となる今日は、「主体的学習者育成プログラム」の「問題発見編」で、大テーマを【自ら考える力の育成】と設定し、

・世の中の事象を問題意識をもって観察することができる力

・観察によって得られた事実を多様な視点から観察できる力

を身につけることが目標です。

 感染症対策のため、1年生6クラスを3つに分けてそれぞれ特別教室での実施しました。生徒たちは、グループ活動に積極的に取り組んでいました。

 

      

 

次回は、「主体的学習者育成プログラム②」の「問題解決編」を5月7日(金)に実施します。

SSHトレーニングⅡの文理協働研究が、U-18最優秀賞を受賞しました!

 2021年3月21日(日)にZOOMによるオンラインで開催されたCIEC(コンピュータ利用教育学会、会長:若林靖永 京都大学経営管理大学院経営研究センター長)の春季カンファレンス2021において、SSHトレーニングⅡの研究班(江頭翔、福田紬杏、小川碧、島内結和)が「遅れが発生しにくい路線バス運行経路の検討」の研究でU-18最優秀賞を受賞いたしました。 この賞は、CIEC春季カンファレンス2021に応募した18歳以下の論文および口頭発表において、論文では、先行研究調査、独創性、研究の手順、定量的・定性的な分析、実証性・論理性・発展性・将来性などの観点から、また、発表においては、スライド、研究の理解度、質疑・応答、話し方などの観点について審査され、1点が選ばれるものです。

 昨年のPCカンファレンス2020でSSHトレーニングⅢ 29班の「学生論文賞」受賞に続き、全校生徒が取り組んでいるSSHトレーニングでの課題研究班が2年連続で最優秀となりました。

詳細:CIEC春季カンファレンス2021表彰

受賞した班員 オンライン発表の様子オンライン発表の様子

「児童虐待のない未来へ ~南高生へのメッセージ~」と題し、SトレⅢ29班が啓発活動を行いました

 4月15日SトレⅢの時間に29班(田中海舟・川添綾・堀川遥夢・山口竜ノ介・山﨑一輝)が3年生全員を対象に「児童虐待のない未来へ ~南高生へのメッセージ~」と題した啓発活動を行いました。

 同班は「1年間児童虐待問題について研究してきましたが、58回生に協力してもらった『児童虐待に関する意識調査』では、何が虐待行為に当たるのかの認識のずれや子育て相談機関の情報の少なさなどの問題点が浮かび上がりました。その点を解決すべく虐待の定義や具体例、子育て相談機関の種類や連絡先などを伝える啓発リーフレットを作成しました。今回、58回生にリーフレットを配布するとともに全員に対するプレゼンテーションを行う機会をいただき、研究成果を還元することができてとてもうれしいです」とのことでした。

 また、同班によると「啓発活動の事後アンケートでは、前回の意識調査同様、虐待行為とされている11の行為につ いて許されると思うか尋ねたところ、全ての項目で許されないと回答した人の割合が高まるなど、一定の成果が見られた」とのことですが、さらに詳しい分析を行い、7月の校内研究発表では新たな研究成果を伝えたいと意欲を見せていました。今後の研究に期待したいと思います。

 児童虐待啓発リーフレット~南高生へのメッセージ~.pdf