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SSH活動情報

SSHトレーニングⅠ(1年生)「主体的学習者育成プログラム①問題発見編」に取り組みました

一昨年度から、SSHトレーニングⅠに、「主体的学習者育成プログラム」と「協働的学習者育成プログラム」を取り入れています。 これは、文部科学省の支援を受けて産業能率大学が研究開発した『探究学習加速プログラム』に従って実施しているものです。初年度は産業能率大学の小野田教授に指導を受けて実施しましたが、今年度は実施ガイドラインに基づいて、本校の教員がファシリテーターとなって取り組んでいます。

 第1回目となる今日は、「主体的学習者育成プログラム」の「問題発見編」で、大テーマを【自ら考える力の育成】と設定し、

・世の中の事象を問題意識をもって観察することができる力

・観察によって得られた事実を多様な視点から観察できる力

を身につけることが目標です。

 感染症対策のため、1年生6クラスを3つに分けてそれぞれ特別教室での実施しました。生徒たちは、グループ活動に積極的に取り組んでいました。

 

      

 

次回は、「主体的学習者育成プログラム②」の「問題解決編」を5月7日(金)に実施します。

SSHトレーニングⅡの文理協働研究が、U-18最優秀賞を受賞しました!

 2021年3月21日(日)にZOOMによるオンラインで開催されたCIEC(コンピュータ利用教育学会、会長:若林靖永 京都大学経営管理大学院経営研究センター長)の春季カンファレンス2021において、SSHトレーニングⅡの研究班(江頭翔、福田紬杏、小川碧、島内結和)が「遅れが発生しにくい路線バス運行経路の検討」の研究でU-18最優秀賞を受賞いたしました。 この賞は、CIEC春季カンファレンス2021に応募した18歳以下の論文および口頭発表において、論文では、先行研究調査、独創性、研究の手順、定量的・定性的な分析、実証性・論理性・発展性・将来性などの観点から、また、発表においては、スライド、研究の理解度、質疑・応答、話し方などの観点について審査され、1点が選ばれるものです。

 昨年のPCカンファレンス2020でSSHトレーニングⅢ 29班の「学生論文賞」受賞に続き、全校生徒が取り組んでいるSSHトレーニングでの課題研究班が2年連続で最優秀となりました。

詳細:CIEC春季カンファレンス2021表彰

受賞した班員 オンライン発表の様子オンライン発表の様子

「児童虐待のない未来へ ~南高生へのメッセージ~」と題し、SトレⅢ29班が啓発活動を行いました

 4月15日SトレⅢの時間に29班(田中海舟・川添綾・堀川遥夢・山口竜ノ介・山﨑一輝)が3年生全員を対象に「児童虐待のない未来へ ~南高生へのメッセージ~」と題した啓発活動を行いました。

 同班は「1年間児童虐待問題について研究してきましたが、58回生に協力してもらった『児童虐待に関する意識調査』では、何が虐待行為に当たるのかの認識のずれや子育て相談機関の情報の少なさなどの問題点が浮かび上がりました。その点を解決すべく虐待の定義や具体例、子育て相談機関の種類や連絡先などを伝える啓発リーフレットを作成しました。今回、58回生にリーフレットを配布するとともに全員に対するプレゼンテーションを行う機会をいただき、研究成果を還元することができてとてもうれしいです」とのことでした。

 また、同班によると「啓発活動の事後アンケートでは、前回の意識調査同様、虐待行為とされている11の行為につ いて許されると思うか尋ねたところ、全ての項目で許されないと回答した人の割合が高まるなど、一定の成果が見られた」とのことですが、さらに詳しい分析を行い、7月の校内研究発表では新たな研究成果を伝えたいと意欲を見せていました。今後の研究に期待したいと思います。

 児童虐待啓発リーフレット~南高生へのメッセージ~.pdf

学会論文集に本校SSHの5グループのポスター論文が掲載されました。

 

 『CIEC春季カンファレンス論文集Vol.11』(下写真、CIEC研究委員会編集)に本校のSSH研究の5グループのポスター論文が掲載されました。「CIEC」とは教育と学びにおけるコンピュータおよびネットワークの利用のあり方等を研究し、その成果を普及することを目的とする学会で、日本学術会議の学術研究団体として登録された団体です。

 この度、同会の春季カンファレンスの中に、小中高校生の授業内外で行った探究・調査・プログラム作成など幅広い分野・対象における成果を発表する「ポスター発表」部門が新設され、本校からもたくさんのグループが参加を希望しました。

 応募の結果下記の5グループが採用され、3月21日の東京工業大学でのカンファレンスで発表の予定でした。新型コロナウィルス感染防止のため、残念ながら現地での発表はかないませんでしたが、論文集に発表ポスターとして掲載していただきました。

CIEC春季カンファレンス論文集Vol.11

 掲載された5グループは以下の通りです。(掲載順)

「児童虐待問題を解決するために ー児童相談所へのインタビューと高校生意識調査をもとにー」

  田中海舟・川添綾・堀川遥夢・山口竜ノ介・山﨑一輝

「小さなシジミが世界を救う ーシジミの水質浄化能力についてー」

  小川杏奈・渡邉ひまり・内田有里・河原美桜

「食材摂取による体温変化の研究」

  原田華菜子・市丸優華

「腸内環境再現実験でのキクイモイヌリンによる善玉菌増加の検証」

  小島梨央

「魚肉細胞の培養 ~培養肉で食糧難の解決を目指して~」

  西川周汰・宮上陽向・白水萌・井ノ口翔一・松尾侑紗

SDGs探究アワード2019 八幡紗矢さん簡易組織培養の研究 全国2位になりました!!

 八幡紗矢さんが3月14日に「SDGs探求アワード2019」の中高生部門で全国2位となる優秀賞を受賞しました。「SDGs探求アワード」とは、未来を担う若者にSDGs(持続可能な開発目標)を通して、世界の問題を自分のこととして考え行動してもらうという目的で設立されました。八幡さんの研究内容は「簡易組織培養による絶滅危惧種の救出活動」です。未来を担う若者として、これからの研究の成果と世界の問題の探求・解決が期待されての受賞です。

 八幡さんはこの研究に関連して、4月13日(月)16:30~ FM長崎の夕方の番組「colors」に出演しました。そこでは、SDGs探究アワード2019 の入賞についての感想や研究内容について話してくれました。

SSH海外研修

今年度の長崎南高校SSH海外研修では、1・2年生の計4名がタイへ訪問しました。中心となった活動は、タイ王国から招待を受けて参加した「タイ・日本学生ICTフェア(TJSIF)」です。12月20日(金)~22日(日)の3日間開催され、日本からは15の高校と11の高専が参加し、多くのタイの高校生と交流しました。会場はタイ東北部(イサーン地方)のムクダハンというラオスとの国境を分けるメコン川沿いの都市で、タイのSSHである「プリンセスチュラポーン科学高校(PCSHS)」のムクダハン校です。

[12月17日(火)]
7:00の高速バスで長崎駅前を出発、9:25に福岡空港に到着し、搭乗手続、保安検査、出国審査を経て、11:40発のタイ国際航空での約5時間半の空旅の後、現地時刻(日本からー2時間)15:30にバンコクのスワンナプーム空港に到着しました。入国後、現地添乗員の案内でホテルに向かう途中に、体長1mを超えるミズオオトカゲが生息している「ルンピニ公園」に立ち寄りました。バンコク都心の渋滞にはまり、入園が日没後であったため、1匹しか見つけることができませんでしたが、翌日以降の「熱帯」について学ぶ研修に向けて期待が高まる体験となりました。

[12月18日(水)]
本日のテーマは、タイの植物について学ぶことです。ホテルを6:50に出発し、「バーマインチャレーン」に向かいました。このバンコク近郊の海岸沿いにはマングローブが生い茂り、カニクイザルも潜んでいます。エンジンボートに乗ってマングローブを目の前で観察しながら、その生態や重要性、伐採による環境破壊などについて学び、最後にマングローブ林の再生・保安のために、4名全員で1本ずつ植樹をしました。午後はバンコク都心の「ワットポースクール」でハーバルボール実習です。ハーバルボールとは、タイの伝統的自然療法で使われるもので、レモングラスなど数種類のハーブを刻んだり、潰したりしたものを、布でくるみ、使うときには温めて、肌に押し当てます。講師からそれぞれのハーブの効能について具体的に教わりながら作る体験ができました。植物の持つ力について多くを発見した1日でした。

[12月19日(木)]
6:00にホテルを出発し、ドンムアン空港へ向かいました。そこで本校の今回のパートナー校であるPCSHSチャンライ校の2名の先生と交流し、同じ8:30発の便に乗りました。9:50にナコンパノム空港へ到着し、まずは地元の「ワットプラタートパノム」という寺院を見学しました。中央に高さ52mのラオス様式の美しい仏塔がそびえ立ち、荘厳な雰囲気でした。次に、近くのベトナム料理レストランで昼食をとり、その後、ムクダハンへ向かいました。途中に「ケーンカバオ」で休憩しましたが、ここはメコン川沿いの公園で、対岸はラオスです。国境が目の前にあり、間近に別の国が見え、不思議な感覚にとらわれました。また、川を見守る蛇神ナーガの巨大な像も印象的でした。15:20にはTJSIFの会場であるPCSHSムクダハン校に到着し、同校の生徒達の大歓迎を受けました。この日からの4泊は、この学校の学生寮での宿泊となります。まずは、発表へ向けての準備をし、その後、早速、交流を深めました。

[12月20日(金)]
TJSIFは本日から3日間の開催です。初日は10:00から開会式、11:00から佐世保高専の入江准教授(電子制御工学)による基調講演と続き、13:00からは、全参加生徒が体育館に集まり、ICTに関わるサイエンスプロジェクトのポスタープレゼンテーションが実施されました。本校からは“Developing a Simple vegetable factory” と “Developing an Instrument for Observing Veins Using Near-Infrared Light” の2つを英語で発表しました。2名ずつに分かれ、聞きに来た多くのタイ人高校生に向けて、一生懸命説明し、うまく通じたり、興味を示してくれたりしたときには嬉しそうにしていました。18:30からの歓迎会では、タイの音楽や舞踊などの伝統文化を満喫しました。

[12月21日(土)]
TJSIF2日目は、タイ人准教授(コンピュータ工学)による基調講演から始まりました。9:30からはパワーポイントを使ってのサイエンスプロジェクトの発表です。本校生徒の出番は午後の後半になっていたので、それまでは他の発表を視聴しました。15:40からいよいよ本校生徒の登場です。今回の海外研修でのメインイベントかつハイライトとして、約30名を前に緊張と不安が入り混じる中で、自分達がこれまで取り組んできた課題研究について英語で堂々と発表しました。事前の準備や練習の成果をしっかりと発揮することができましたが、最前列の大学の先生方との質疑応答には悪戦苦闘していました。

〔12月23日(日)〕
TJSIF最終日は、フィールドトリップ5コースが設定され、本校4名は「王立養蚕研究所」を訪問しました。タイの伝統である絹織物産業(タイシルク)を支える施設で、カイコの飼育を見学したり、製糸工程を体験したりしました。午後にはPCSHSMに戻り、6班に分かれ、フィールドトリップで学んだことをもとに、ICT活用について発表するための準備に英語で意見交換をしながら取り組みました。和装をまとって参加した送別会では、タイの高校生による伝統舞踊などが次々と披露され、初日の歓迎会以上の盛り上がりを見せました。この4日間の滞在を通して、タイ人高校生と交流しながら、科学英語を海外で発信するという貴重な体験をすることができました。

 

〔12月24日(月)〕
いよいよタイでの最後の1日です。6:30という朝早い出発にもかかわらず、4日間を一緒に過ごしたタイ人高校生達から見送りを受け、名残惜しい気持ちで空港に向かいました。11:30にはドンムアン空港に到着し、昼食後、バンコク近郊の「シラチャタイガーズー」を訪れました。ここでは、トラ、ゾウ、ワニなどの熱帯動物に直接触れたりしながら、その生態や行動を観察し、学ぶことができました。夜にはスワンナプーム空港へ向かい、多くの研修成果と思い出を胸に、深夜便でバンコクを飛び立ちました。

 

2年3組八幡紗矢さんの課題研究がサイエンスキャッスルシンガポール大会で世界各国の発表の中からトップ5に入りました!!

11月1日・2日Nanyang Technological Universityで開催されたサイエンスキャッスル・シンガポール大会に2年3組の八幡紗矢さんが出場しました。八幡さんは「組織培養の研究(植物のクローンを作る研究)」を行い、事前の英語論文審査を経て、「口頭ステージ発表部門」のファイナリストにノミネートされていました。口頭発表審査の結果、世界各国の発表の中からトップ5に選ばれました。審査員からは『今回の発表、素晴らしかったと思います。特に、安価な手法を開発したところに関して、審査員の中でも注目を浴びていました。審査室で貴校のプロジェクトは、トップ5に入っていました。
今回のように種の保全にふれる研究の場合、
1)研究の社会的な位置づけ
2)将来的には結果をどのように役立てることで種の保全に繋げられるのかについてコメントできると良いと思いました。すでに開発した手法を東南アジアの他の中高生研究者に共有できるウェブサイトまたはコミュニティーサイトを作って意見交換をするのも面白いかもしれません。また来年も出場できるように頑張ってください。』との講評をいただきました。

大会は「アジアで開催される最大級の中高生のための学会」で、未来を担う研究者の登竜門として、研究発表を競うだけでなく、世界的な諸課題への解決策を提案するワークショップも行われました。大会後、八幡さんは「自分たちの研究を世界に発信していくには英語の力も必要だということが発表経験を通してわかりました。次の活動に向けて頑張ります。」と大会を振り返っていました。

長崎南高の課題研究がサイエンスキャッスルシンガポール大会にノミネートされました!!

 組織培養の研究(植物のクローンを作る研究)が11月1、2日シンガポールで行われる世界大会へ国内代表として出場が決まりました。事前の論文審査で本選での口頭ステージ発表部門にノミネートされました。
大会はアジア開催としては最大規模の大会で、高校生の研究発表を競うほか、世界の問題に対する解決策を提案するワークショップで各国の高校生と交流を深めます。
また、この研究は長崎市環境学習出前講座にも採択されています。長崎県や兵庫県の高校生、ベトナムの高校生にもやり方を教えて研究ネットワークを構築したグローバルな活動も評価されました。

活水女子大学・長崎総合科学大学との連携協力

活水女子大学、長崎総合科学大学に学校設定科目「SSHトレーニング」等において、講師・学生の派遣や施設・設備利用の協力をしていただけるようなりました。また、南高生の課題研究へのアドバイスを、大学の研究者に直接いただける体制ができました。

 

SSHトレーニングⅡ 58回生ベトナム修学旅行とSDGs

7月16日(火)、修学旅行の事前学習をかねて、SSHトレーニングⅡの時間に、SDGsカードゲームファシリテーターの方々を講師としてお招きし、SDGsを理解する授業を行いました。SDGsとは、Sustainable Development Goalsの略称で、「持続可能な開発目標」という意味です。SDGsカードゲームを使ったワークショップに取り組み、世界の問題やベトナムと日本の異なる文化、歴史、自然、資源、産業をSDGsの視点から理解していくことができました。最終的には、SDGsがSSH課題研究に繋がっていくことを目標にしています。

SSHトレーニングⅠ「主体的学習者育成プログラム」

7月12日(金)、1年生のSSHトレーニングⅠの授業の一環として「主体的学習者育成プログラム」に取り組みました。講師に産業能率大学情報マネジメント学部教授の小野田哲弥先生をお招きしました。「自ら社会の課題を発見できる能力および課題を解決する能力を身につけ、主体的な学習者となることを目指す」を課題に、食卓ワークショップを行い、柔軟な視点で問題を発見する大切さを学びました。

セントポール市の高校生との交流

6月24日(月)に長崎市の姉妹都市であるアメリカ合衆国ミネソタ州セントポール市の2つの高校(Eastview High School、Apple Valley High School)から40名の高校生が日本での研修の一環として本校を訪問し、2年5・6組(文系)の生徒達と交流しました。本校生徒が長崎の紹介をしたり、校内の案内をしたり、昼食や掃除に誘ったりと、約4時間の滞在の中で、日本の高校生活の一端を体験してもらうことができました。生徒達はあっという間に仲良くなり、セントポール市の高校生との別れを惜しんでいました。

科学部SSH 科学研究発表大会

長崎県高等学校総合文化祭 第24回科学研究発表大会
【日程】11月10日(土)
【会場】諫早文化会館
【結果】
口頭発表部門 部活動の部 生物分野
優良賞 便ができるしくみの探求と腸内環境の研究
優良賞 白血球の研究
優良賞 野菜工場によるジャガイモ生産の研究
展示発表 部活動の部
優良賞 人工心臓の製作
優良賞 色が記憶に与える影響
優良賞 乳酸菌の培養
優良賞 野菜工場の製作

長崎国際大学「福祉作文コンクール」優秀賞

1年生の飯田紗月さんの作品が、第5回長崎国際大学福祉作文コンクールにおいて優秀賞に選ばれ、11月3日(土)に行われた表彰式・朗読会に出席しました。
1年生は、SSHトレーニングの一環でロジカルシンキング講座を受講しました。論理的な表現力を育成する目的で1学期に演習を行い、その成果として全員が各種コンテストに応募しました。

優秀賞 1年3組 飯田紗月 「LGBTの理解を広げるために」

 

SSHトレーニングⅠ 企業・研究センター訪問研修

10月5日(金)、1年生が長崎県と佐賀県にある先進企業や研究センターを訪問しました。生徒は、午前と午後に分けて興味・関心がある事業所を2ヶ所訪れ、説明を聞いたり、施設や工場の見学をしたりしました。地元で研究開発をもとに社会貢献をされている企業や研究センターを見学し、進路選択の視野を広げした。

【研修先】
①ソニーセミコンダクタ九州株式会社 長崎テクノロジーセンター
②長崎県環境保健研究センター
③味の素株式会社 九州事業所(佐賀工場・研究所)
④久光製薬
⑤大塚製薬(佐賀工場・研究所)
⑥佐賀バイオマス産業都市推進課事業化プロジェクト

SSH 未来デザインスクール

10月12日(金)、『SSH未来デザインスクール~主体的な学びと対話による学びの構築~』を開催しました。初めての取り組みで、20大学から30名、8つの企業、11の官公庁から講師を招き、1・2年生を対象にポスターセッションをしていただきました。
生徒たちは興味関心のあるブースへ行き、専門的な研究や企業・官公庁の取り組みを熱心に聞き、積極的に質問をしていました。先駆的な研究や取り組みを知ることで、科学の社会貢献のあり方や産学官の社会問題解決への取り組みを学ぶことができました。今後の進路選択や課題研究の参考となる貴重な時間となりました。

 

サイエンスカフェ 感想文

テルモ・早稲田大学 先端生命医科学研究施設研修に参加した
2年2組川崎あかりさんの感想文がテルモ生命科学芸術財団のホームページにトップで掲載されました。
(https://www.terumozaidan.or.jp/labo/sciencecafe/2018/09.html)

SSH生徒研究発表会(全国大会) 奨励賞・生徒投票賞

SSH全国大会出場結果報告
海外の高校も含めて230校が一堂に会して日頃の研究成果を発表する大会である。校内発表会で選ばれた「簡易組織培養法を開発し、絶滅危惧種ナガサキギボウシを救え」研究班が発表した。結果、4000名の生徒審査によって230校中15校に与えられる生徒投票賞を受賞した。また50名の審査員による審査で物・化・生・地・数・情の各部門で2位と評価される奨励賞(230校中7校)の2つを受賞した。これで3年連続全国トップレベルの評価をされたことになる。発表者は全国の人から「すごい。やり方教えて。」と褒められたり、大学の専門家の先生から「すごいアイデアで、よく頑張ってるね。」と感想をもらい、楽しかったと感想を述べていた。この方法で全国の学校と連携して絶滅危惧種を救う研究会を作ろうと、生徒たちは早速動き出し始めている。(2018年8月8・9日)

京都大学iPS細胞研究所研修

本校SSH独自の研修で、3年の嶋崎涼介、2年の川崎あかり、1年の八幡紗矢、青木胡桃、小島梨央さんらが参加した。研修はiPS細胞研究所の概要とiPS細胞についての講義から始まり、iPS細胞の研究現場の見学と研究者との質疑応答、山中博士のオフィス訪問などであった。生徒たちは事前学習会も行っていたので研究者からの質問にも的確に答えていた。「世界から注目されている研修所で研修できたことは南高SSHならではのことで、南高に入学して良かった」「私たちが研究している植物のクローンを作る組織培養の研究と共通点がたくさんあることがわかった」など世界の最先端を知った研修であった。(2018年8月7日)

テルモ生命科学財団 早稲田大学最先端医科学研修

バイオサミット2017全国第1位厚生労働大臣賞を受賞した本校など、全国から14校27名が招待された。本校からは1年の八幡紗矢さんと2年の川崎あかりさんが参加した。簡易型人工心臓の製作・細胞培養操作・細胞シート製作実習をとおして先進医療分野への進路を志す者を育成する研修を受け、2人は学校に戻って人工心臓を作る課題研究を始めようとしている。世界最先端の研究施設で体験できたことで大きな影響を受けたようだ。(2018年7月27・28日)

ベトナム交流会

ベトナム人材招致事業で長崎にやってきた、28人のベトナムの高校生徒と、SSHで研究開発したキクのクローンを作る実験をとおして交流を行いました。土橋バイオグループの生徒たちが英語でベトナムの高校生と一緒に実験をしました。生徒たちは、「準備は大変だったけど楽しかった」「ベトナムの高校生は優しくて明るく、親しみやすかった」「この技術をベトナムでも広げてほしい」などの感想を述べていました。交流会は、ベトナムの高校生の流暢な日本語と素敵なダンスで盛り上がりました。

SSH 課題研究発表会(3年生)

7月4日(水)、SSH課題研究発表会を行いました。3年生全員が、2年次から取り組んできた課題研究の成果を発表し、互いの研究成果を評価しあいました。発表会の第一部は、代表4班がパワーポイントを使って、研究内容についてステージ発表を行いました。第二部は、すべての班がポスターセッションを行い、研究内容を生徒や保護者、来賓の方へ説明しました。

第一部 スクリーン発表
1.選択SSH・・・「組織培養 絶滅危惧種ナガサキギボウシを救え」
2.理系(農学)・・・「肉をやわらかくする食品」
3.理系(工学)・・・「回転しやすいプロペラの枚数」
4.文系(経済学)・・・「色がもたらす購買意欲」

第二部 ポスター発表
→発表題テーマはこちらこちら(PDF)をご覧ください。

SSHタイ研修

長崎南高校SSH海外研修として、2年生4名がタイを訪問しました。中心となった活動は、タイ教育省から招待を受けて参加した「タイ・日本高校生サイエンスフェア(TJSSF)」です。6月7日(木)~9日(土)の3日間開催され、日本からは17の高校と11の高専が参加し、タイの高校生と交流しました。会場はタイ北部のピサヌロークで、タイのSSHである「プリンセスチュラポーン科学高校(PCSHS)」のピサヌローク校です。

〔6月5日(火)〕
7:00発の高速バスで長崎駅前を出発し、9:25に福岡空港に到着、搭乗手続、保安検査、出国審査を経て、11:35発のタイ国際航空での約5時間の空旅の後、現地時刻(日本から-2時間)15:00にバンコクのスワンナプーム空港に到着しました。入国後、現地添乗員の案内で最初の研修地である「パーククローン市場」へ向かいました。24時間営業で、花を中心に果物や野菜も売られており、タイの熱帯植物が商用としてどのように取り扱われているかを学びました。

〔6月6日(水)〕
6:15にホテルを出発し、ドンムアン空港発8:45の便に乗り、9:50にピサヌローク空港へ到着しました。そこで本校の今回のパートナー校であるPCSHSチョンブリ校の先生方の出迎えを受け、同じ参加校の奈良女子大学附属中等教育学校の4名の生徒と一緒に市街地へ向かいました。まず、地元の食堂で昼食をとり、次にワットヤイを見学しました。ここは1357年建立の歴史ある仏教寺院で、金色の美しい仏像が安置されています。14:30にはTJSSFの会場であるPCSHSピサヌローク校に到着し、同校の生徒達の大歓迎を受けました。この日からの4泊は、この学校の学生寮での宿泊となります。まずは、発表へ向けての準備をし、その後、早速、交流を深めました。

〔6月7日(木)〕
TJSSFは3日間の開催です。初日はシリントン王女を迎えての開会式で始まりました。生徒達は開始2時間前の7:00から講堂で待機していました。午後にはパソコン(パワーポイント)やポスターによるプレゼンを視聴し、タイや日本の高校生による様々なサイエンスプロジェクトに触れました。18:00からの歓迎会では、タイの音楽や舞踊などの伝統文化を満喫しました。

〔6月8日(金)〕
TJSSF2日目は、タイ人教授(物理学)による基調講演から始まりました。10:00からはいよいよ本校生徒によるサイエンスプロジェクトの発表です。約15名を前に、パワーポイントを使い、英語で発表しました。自分達の研究ではなく、本校のSSHとしてのこれまでの取り組みの紹介を兼ねて、先輩がかつて日本一の評価を受けた「キクの花弁の組織培養」について発表しました。緊張と不安の中での発表でしたが、事前の練習の成果をしっかりと発揮することができました。また、14:00からのポスタープレゼンでは、同じ内容について英語で説明しました。その後も「サイエンスウォークラリー」「星空観察」と続き、まさに「サイエンス」づくしの一日でした。

〔6月9日(土)〕
TJSSF最終日は、3コースのフィールドトリップが設定され、2名が「伝統医療」を、2名が「米栽培」を選択しました。「伝統医療」では地元の大学を訪問し、タイ式のマッサージやヨガ(ルーシーダットン)を教わったり、いくつかのハーブを組み合わせて「ヤードム」という嗅ぎ薬を作ったりしました。夜の送別会では、タイの高校生による伝統舞踊などが次々と披露され、初日の歓迎会以上の盛り上がりを見せました。この4日間のPCSHSピサヌローク校滞在を通して、4名の2年生はタイの高校生と交流しながら、科学英語を海外で発信するという貴重な体験をすることができました。

〔6月10日(日)〕
いよいよタイでの最後の一日です。5:30という早朝出発にもかかわらず、4日間を一緒に過ごしたタイや日本の高校生達から見送りを受け、名残惜しい気持ちで空港に向かいました。9:00にはドンムアン空港に到着し、まずは「スネークファーム」での研修です。ここではタイに生息する多くの毒蛇が展示され、その生態が紹介されています。午後は「サムプラーンエレファントグラウンド&ズー」を訪れ、ゾウやワニを間近で観察しました。夜にはスワンナプーム空港へ向かい、深夜便で多くの思い出を胸にバンコクを飛び立ち日本に向かいました。

SトレⅡ 分野別課題研究発表会

1月23日(火)、2年生が分野別に分かれて課題研究発表会を行いました。1年生の3学期にテーマ決定を行い、約1年間かけて取り組んできた課題研究の成果をパワーポイントを使って発表し、生徒や先生方からの質疑に答えました。
グループ1:語学・国際
グループ2:法・経済学、社会・福祉
グループ3:教員養成、文学・史学、芸術・体育
グループ4:保健・医療、農・水産学
グループ5:理学、工学
この発表で、「独創性・論旨・方法・資料・表現力」の5観点で審査を行い、各グループの代表が選出されます。代表に選ばれた班は、2月13日(火)に行われる“校内課題研究発表会”に出場します。

科学部 県総文祭(科学研究発表大会)

平成29年度長崎県高等学校総合文化祭 第23回科学研究発表大会
【会場】諫早文化会館
【期日】11月4日(土)

【結果】
優秀賞 「組織培養~絶滅危惧種ナガサキギボウシを救え~」九州大会出場(2月 大分県)
優良賞 「火星シミュラントの作成」
優良賞 「組織培養培地基材の研究開発」
優良賞 「食物由来の粘性物質の浄化作用」

大学研究講座(大学教官による出張講座)

10月27日(金)、SSHトレーニングⅠの時間に大学研究講座を行いました。
長崎大学・長崎県立大学・活水女子大学・長崎総合科学大学・長崎国際大学・佐賀大学から18名の先生を招いて授業をして頂きました。
生徒たちは、進路希望や興味関心にあわせて2つの講座を選択し、それぞれ50分の授業を受講しました。
この講座を通して、大学でどのような勉強ができるのかを具体的に知ることができ、大学進学への意欲が高まった生徒が多かったようです。

大学研究室・研究施設訪問

9月下旬から10月中旬にかけて、1年生が県内の大学や研究施設を訪問しました。講義や実験、施設見学など、少人数グループごとに丁寧に指導していただきました。
この実習で研究の一端にふれ、専門家の話を直接聞くことで、科学への興味・関心が高まった生徒が多かったようです。
訪問を終えた生徒たちからは、
「知識の幅を広げることができる貴重な体験だった」
「知らなかった分野での発見がたくさんあった」
「改めて化学や工学の分野が楽しいと感じた」
「三学期からの課題研究のテーマを考える材料になった」
などの感想がありました。
この経験を今後に繋げていってほしいと思います。

日本学生科学賞 最優秀賞!

選択SSH班のキクイモに関する研究論文が第61回日本学生科学賞長崎県審査委員会で最優秀賞を受賞しました。この論文は、中央審査会へ出品され国際大会への審査を受けます。

第61回日本学生科学賞長崎県審査委員会
最優秀賞
『キクイモの機能性解明と食品開発』土橋バイオグループ

SSH研究発表会 ポスター発表賞受賞

平成29年度スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会
【日程】8月9日(水)・10日(木)
【会場】神戸国際展示場
【結果】
ポスター発表賞
『長崎県農産物の摂取によるマウスの肥満予防効果に関する基礎的研究』
佐々木海吏・石井日菜

科学部 全国総文祭 優秀賞

第41回全国高等学校総合文化祭 みやぎ総文2017
【日程】8月2日(水)~4日(金)
【会場】石巻専修大学(宮城県石巻市)
【結果】
自然科学部門 研究発表生物部門
優秀賞
 

【これまでの研究のあゆみ】
平成27年
『ネズミの飼育実験と食品開発試作品発表』
平成28年
『フン中志望量測定法開発』
『食品開発ヒト試験用製品完成』
『ヒト試験追加』
☆長崎県科学研究発表大会 最優秀賞(第1位)
☆全国総合文化祭出場
☆バイオ甲子園2016 最優秀賞(第1位)
平成29年
『キクイモ機能性考察と大学での再確認実験追加』
☆高校生バイオサミット 厚生労働大臣賞受賞(日本一!!)
☆全国総合文化祭 優秀賞
 

高校生バイオサミット 厚生労働大臣賞受賞 日本一!

第7回高校生バイオサミット in 鶴岡
【日程】7月27日(木)~29(土)
【会場】鶴岡メタボロームキャンパス(山形県鶴岡市)
【結果】
3年1組 内野菜緒さん
厚生労働大臣賞 日本一!!


【これまでの研究のあゆみ】
平成27年
『ネズミの飼育実験と食品開発試作品発表』
平成28年
『フン中志望量測定法開発』
『食品開発ヒト試験用製品完成』
『ヒト試験追加』
☆長崎県科学研究発表大会 最優秀賞(第1位)
☆全国総合文化祭出場
☆バイオ甲子園2016 最優秀賞(第1位)
平成29年
『キクイモ機能性考察と大学での再確認実験追加』
☆高校生バイオサミット 厚生労働大臣賞受賞(日本一!!)
☆全国総合文化祭 優秀賞

SSH関東研修

8月2日(水)~4日(金)、1年生10名が関東研修を行いました。大学や研究所、博物館を訪問し、農学と工学を中心に幅広く科学に関する知識身につける研修を行いました。農業の変遷や今後の課題、最先端の医療用ロボット開発、橋に関する研究などたくさんのことを学ぶことができました。難しい内容もありましたが、生徒たちは一生懸命メモをとりながら、積極的に質問をしていました。
長崎では得られない貴重な経験をすることができ、充実した研修となりました。

【主な工程】
8/2(水) 東京農工大研修
8/3(木) つくば研修(食と農の科学館・サイバーダインスタジオ・国土技術政策研究所)
8/4(金) 国立科学博物館見学・日本科学未来館見学

 

SSH成果発表会

7月9日(日)、長崎ブリックホールでSSH成果発表会を行いました。本校は、平成25年度から文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定を受け、5年目を迎えます。発表会では、これまでの取組の報告と、JAXA職員による特別講演、課題研究ポスターセッションを行いました。たくさんのご来場ありがとうございました。
【内容】
◎海外研修報告
◎生徒課題研究発表
「長崎県農産物の機能性解明と食品開発」
「キクの花弁培養」
「Minami Model United Nations」~模擬国連の開催を通じて、国際問題の解決をはかる~
◎特別講演
宇宙航空研究開発機構(JAXA) 中沢孝 氏
『人類の宇宙進出の歴史と将来の展望』
◎課題研究ポスターセッション

SトレⅡ 出張講義

6月20日(火)、理系の生徒と選択SSH班の生徒に対して、研究機関や企業等で研究・開発に携わる方から研究の様子や研究者としての歩みなどについて講義をして頂きました。

長崎県工業技術センター 基盤技術部電子情報科 専門研究員 小笠原耕太郎氏
「3D CADとものづくり研究の様子」

信栄工業有限会社 代表取締役社長 樫山和久氏
「中小企業における商品及び技術開発の必要性」

 

 

 

 

 

 

 

 

信栄工業有限会社 代表取締役社長 樫山和久氏
「中小企業における商品及び技術開発の必要性」

SトレⅡ 留学生交流

5月30日(火)、2年生文系の生徒が長崎大学の留学生と交流会を行いました。長崎の歴史や文化に関するポスターを作成し、英語でプレゼンテーションを行いました。韓国、オランダ、スイス、パキスタン、モンゴル、インドネシア、ブルネイなど様々な国の方との交流を通して、英語でコミュニケーションをとる難しさと楽しさを学びました。

日本植物生理学会全国高校生研究発表大会 最優秀賞受賞

最優秀賞受賞!!!日本一!!!
『キクの花弁培養』
3月18日(土)、鹿児島大学郡元キャンパスで行われた第58回日本植物生理学会全国高校生研究発表大会に参加しました。全国から書類審査を通過した32校 約200名が一堂に会してポスターセッションを行いました。学会の専門家による審査が行われ、本校の研究『キクの花弁培養』が日本一である最優秀賞を受賞しました。

この研究は、キクの花びらから再生個体クローンを作り出す研究で、SトレⅡの課題研究で取り組んできました。難度の高い実験を身近にある段ボールや除菌スプレーを使って行い、高い精度で成功していることが評価されて最優秀賞を受賞しました。生徒は「自分たちの研究発表が評価されてうれしい。」「何度も失敗し、試行錯誤した苦労が報われた。」と喜んでいます。

~研究生徒紹介~

2年

前濱かんな・加藤崇太・松尾瑞紀・安井秀郎・池田理紗・白鞘芽衣

杉優奈・田崎円都華・廣田凌子・山口茜

1年

岩田遥貴・前田祐希・嶋崎涼介・村瀬寿安・大瀬隼斗・別所陽平

SSH課題研究発表会

2月6日(月)の平成28年度スーパーサイエンスハイスクール課題研究発表会では、代表として選ばれた7つの班に加えて、大学の指導を受けながら専門的に研究を行っている選択SSH班が発表を行い、これまでの研究の成果を発表しました。

2年生はSSHトレーニングで課題研究に取り組んでいます。1年生の3学期に進路系統別少人数グループに分かれてテーマ設定を行い、2年生の4月から約1年間かけて研究を行ってきました。1月31日(火)のSSHトレーニングⅡの時間に「医療・保健・生命科学」「工学」「国際」「経済・法」「教育」の5つに分かれ、分野系統別に課題研究発表会を行い、それぞれの代表を選出しました。

発表テーマは以下の通りです。

【選択SSHの部】

1.オキシトシン受容体と行動特性

2.福祉のためのロボット制御

3.長崎県農産物の摂取によるマウスの肥満予防効果に関する基礎研究

4.自作半導体ガスセンサーによる生活臭のモニタリング

5.長崎県農産物の機能性解明と食品開発

【分野別代表の部】

6.学力と環境(教育)

7.環境と経済の関わり(経済・法)

8.茶葉の可能性(生命科学)

9.地震に強い建築構造の研究(工学)

10.Minami Model United Nations~模擬国連の開催を通じて国際問題の解決策を探る~(国際)

11.圧力と水鉄砲(工学)

12.組織培養(生命科学)

SトレⅠ たらみ・環境保健センター訪問

12月9日(金)、1年6組はたらみ工場と環境保健研究センターを訪問しました。午前中はたらみ工場に行き、ゼリーが出来る工程を見学し、おみやげもいただきました。午後からは大村の環境保健研究センターへ行き、水の中の酸素を図る実験を行いました。難しい実験でしたが、最後に液体の色が変わる瞬間は体験興味深かったです。特に理系を希望している生徒には大きな刺激となったようです。

SトレⅠ ペンギン水族館・放射線影響研究所訪問

12月6日(火)、1年4組は、午前中ペンギン水族館、午後蛍茶屋にある放射線影響研究所を訪問しました。ペンギン水族館では水族館の博物館的機能等について1時間講義を聞いた後に、10人程度のグループで館内を回りました。バックヤードで説明を聞くことで、水族館を運営するための仕組みや苦労を知ることができました。放射線研究所では、長崎人として知っておかなければならない原爆の話や研究所が果たしている役割等についての話を聞き、臨床検査についての体験等をさせていただきました。

SトレⅠ 下水処理場・環境保健センター訪問

11月14日(月)、1年7組は東部下水処理場と環境保健研究センターを訪問しました。東部下水処理場では、化学反応等を利用した下水処理の方法を説明してもらいました。環境保健研究センターでは、バイオディーゼル燃料の実験を行いました。身のまわりで化学が利用されていることを知り、化学への興味・関心が高まった生徒が多かったようです。

バイオ甲子園2016 最優秀賞受賞!!

最優秀賞受賞!!!日本一!!!
『長崎県農産物キクイモの機能性解明と食品開発』
食品、環境、生態、畜産、水産、遺伝、化学など、広くバイオ(生物)に関連する研究成果を競う高校生のコンテスト『バイオ甲子園2016』が、11月19日(土)に熊本市国際交流会館で行われ、全国の応募の中から、予備審査を通過した9校が本選に出場しました。審査の結果、本校生の研究『長崎県農産物キクイモの機能性解明と食品開発』が最優秀賞を受賞し、日本一に輝きました。

この研究で、長崎県農産物であるキクイモに、肝臓コレステロール低減、便通改善、脂肪排泄効果があることを、マウスの飼育実験によって実証しました。さらに、諫早市の企業の協力を得てキクイモを用いた食品開発を行い、ヒトへの効果を検証しました。本校生40名を被験者とし、1日2回の摂取を4週間続けた結果、ヒトの便通に効果があるという結果を得ました。